読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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10年後にも通用するには?『10年後に生き残る最強の勉強術』

勉強。

何のためにするのか。

この本では、10年後に生き残るための勉強術が書かれています。

 

この先、変化があっても、働いていられるような勉強法を考えたいという人に、こんな勉強法もありかもしれません。

 

10年後に生き残る最強の勉強術

10年後に生き残る最強の勉強術

 

目次
CHAPTER 1 あなたは、これからの厳しいビジネス社会で生き残っていけますか?
・企業が求める人材と現実とのギャップ
・求められる人材になるためには、戦略的スキルアップが必要だ
・スキルの向上に資格試験を活用する5つのメリット ……ほか

CHAPTER 2 生き残るために最低限必要なビジネススキル
・会計力 ビジネスの本質を数字で読み解く
・法務力 リスク対応力を高める法務の知識
・デザイン力 同じモノでも見せ方を変えれば訴求力が上がる ……ほか

CHAPTER 3 上に立つ人材になるために必要なスキル
経営学 組織をうまくまわしていくための方法論
知財リテラシー 身近に潜む権利侵害のリスク・法務力
・モチベーション管理力 チームマネジメントに欠かせない能力 ……ほか

CHAPTER 4 替えのきかない人材になる最強スキル
・統計力 ビッグデータを活用する力
・マネーリテラシー 「簿記」だけではないマネーの知識
ロジスティクス知識 経営を左右する流通システム ……ほか

CHAPTER 5 忙しい人でもできる時間をムダにしない勉強術
・考え方を変えるだけで時間はいくらでもつくれる
・忙しいなかで勉強時間を確保するためのタイムマネジメント
・どのタイミングで何をやるか?
・効果的なテキストの選び方 ……ほか

 

著者は、450以上の資格を持っている人だそうで、東京大学理学部卒業。東京大学公共政策大学院修了とのこと。

この本のおもしろいところは、資格がいろいろ紹介されているところです。

自分が受けたい資格を探すのに良いと思いました。

 

忙しいという人の問題は時間がないことではない

つまり、時間がないことが問題なのではなく、本質的にはモチベーションの問題なのです。

忙しいと言っても、時間は24時間で決まっています。

その中で、何を優先するか。

モチベーションや意思決定の問題と言えるところはありますよね。

時間は増えもしないし、「減り」もしない。

とも言えるかもしれません。

今しかないですから。

だから、時間の問題ではなく、モチベーションの問題。

そういうこともあるとは言えそうですよね。

時間があっても、ボーッとしてしまうというのはありますから。

 

会計力、どうやってスキルアップする?

会計力アップの入り口としておすすめなのは、同じく商工会議所主催の「ビジネス会計検定」です。財務諸表の分析の仕方に主眼を置いた内容の検定で、会計知識の勘どころを学べ、簿記検定とはまた違った角度から「会社のお金」に関する知識を学べます。

「ビジネス会計検定」というのが、会計力をアップするのに良いということです。

日商簿記も良いということですが、こちらのほうが知識を得るには良いということです。

 そして、このテキストが良いとのこと。初心者向けで良いようですね。

簿記というと、日商簿記を思いますが、こっちのほうが実務とかでなければ、良いみたいです。

 

『10年後に生き残る最強の勉強術』

10年後に生き残る最強の勉強術

10年後に生き残る最強の勉強術

 

 

資格を入り口にして、勉強する。

そういう方法が、この本では書かれています。

この他にも、文章力や整理力といった、スキルアップや資格なども紹介されています。

資格はこんなにあるんだというのがわかりますし、まずどこから始めると良いのかということもわかるので良いと思いました。

資格をとるかどうかは別にしても、資格の勉強で知識を増やすということはできますね。

 

勉強法として、こういう方法もありだなと思った本でした。