脳を鍛えて頭をシャープにする3つのポイント『脳の強化書』
脳を鍛えたい!
そんなことを考えたことがある、としたら、こんな本を読んで、トレーニングしてみてはどうでしょうか。
脳の8つのエリアを鍛えるためのトレーニング方法が66個紹介されています。
脳の8つのエリア
- 思考系脳番地 人が何かを考えるときに深く関係する脳番地
- 感情系脳番地 喜怒哀楽などの感情を表現するのに関与する脳番地
- 伝達系脳番地 コミュニケーションを通じて意思疎通を行う脳番地
- 理解系脳番地 与えられた情報を理解し、将来に役立てる脳番地
- 運動系脳番地 体を動かすこと全般に関係する脳番地
- 聴覚系脳番地 耳で聞いたことを脳に集積させる脳番地
- 視覚系脳番地 目で見たことを脳に集積させる脳番地
- 記憶系脳番地 情報を蓄積させ、その情報を使いこなす脳番地
それぞれに、トレーニング方法が紹介されています。
それらは読んでもらうとして、脳を刺激するポイントが紹介されているので、こちらを紹介します。
脳番地を刺激する3つのポイント
- 日常の習慣を見直す
- 脳の「癖」を知る
- 「したい思考」で発想する
1 日常の習慣を見直す
生活習慣を見直して、脳に揺さぶりをかけることが刺激になるそうです。
日常生活をほんの少しで良いから見直す、たとえば、仕事の作業方法を変えてみる、外食中心なら自炊にしてみるなどということです。
小さな変化が脳を刺激するということです。習慣を意識的に選びたいものです。
2 脳の「癖」を知る
脳は「好きなこと(=心地よいこと)」を選びたがるという癖があるということです。
この癖を変えていくことが、脳番地を鍛えるということになる。
だから、まずは自分の脳の癖を知る。これが大切というとこです。
今やっていることから変えるには、意識的に行う必要があるでしょう。
好きを変えていくのはむずかしいところがありますが、それが刺激になるというわけです。
3 「したい思考」で発想する
能動的に考えることが脳の刺激になるということです。
だから、やるべきではなくやりたいことを考える「したい思考」になることが重要とのこと。
「させられ思考」から「したい思考」に変えること。こうなると脳の刺激になって、脳が鍛えられるわけです。
「したい思考」で考えたいですね。
考え方を変えて、行動を変える
この3つのポイントも、そして他のトレーニング方法も、それぞれはそれほど難易度が高いということはありません。
考え方を少し変えて、意識して少し行動を変える。
それが脳の刺激になって、脳を鍛えることになる。小さなことを変えて、それを続けていく。
脳を鍛える。脳力を高める。これは意外と小さな変化の積み重ねなのだということが、この本を読むとわかります。「小さなことをコツコツと」という言葉がありますが、脳についてもこれは当てはまるようです。
自分の脳を鍛えたい、脳力を高めたい。そんな方が読んで、実践すると変化を感じられるように思いました。
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