問題解決の3つのステップ『はじめてのロジカル問題解決』
問題解決。
どうやって考えると良いか。
今日は、こちらの『はじめてのロジカル問題解決』を読みました。
問題解決の3つのステップ
Step1 まず「全体把握」
Step2 出火箇所から「因果関係」を探ってみる
Step3 どこの火から消すかを考えて、「打ち手」を探す
いきなり問題を解決しようとするのではなくて、こういった3つのステップを踏むと、適切な打ち手を見つけられるということです。
問題を解決できないときというのは、 適切な打ち手が見つからないときでしょう。
だから、適切な打ち手を見つけるために、こういうステップを踏むということです。
Where?→Why?→How?の3つのイシュー
論理的に考えるときに最初にやることは、「何を考えるか?」をきちんと言葉にしておくこと。
考えるべき内容を、「主語+述語=?」のように疑問文にしたものを、イシューと呼ぶ。
まず、イシューを明らかにする。
そして、問題はどこか?(Where)、原因は?(Why)、解決するには?(How)の3つを考えると、イシューが明らかになりやすいということです。
いきなり問題解決しようとしない
問題があると、すぐに解決したくなりますよね。
だから、すぐに、手近な方法をやってしまうということになる。
それで、解決すればいいですが、原因を特定しないと、また同じような問題が起こってしまうこともある。
因果関係を考えて、おおもとの原因をなくせるようにする。
このために、ロジカルシンキングで、問題解決策を考えると良いということです。
『全体最適の問題解決』
書かれていることが、こちらの本『全体最適の問題解決』に似ていると思いました。
木を見て森を見るには?『全体最適の問題解決入門』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
全体から考えて、問題を解決していく。
根本的な原因を解決する。
そういうアプローチの仕方が大切なのだと思います。
『はじめてのロジカル問題解決』
はじめての、ということで、わかりやすかったです。
ロジカルに考えて、問題解決の打ち手を考える。
そういうことをできるようになりたい。
そんな人が読むと、参考になるのではないでしょうか。
ロジカルシンキングを、問題解決につなげたいという人が、まず読んでみると良いですね。