心地よい住まいをつくりだす『片づけの解剖図鑑』
今日は、こちらの『片づけの解剖図鑑』を読みました。
「心地よい住まいをつくりだす仕組み」とあるように、家の中をどうやって家具を配置すると心地よく過ごせるかといったことがイラストとともに紹介されています。
これから家を作りたい。そんな方に、とくに参考になる本だと思いました。
もちろん、今住んでいる家を心地よくするかということにも参考になります。
玄関:港には、巨大な倉庫がお似合いです。
港は「海の玄関口」と呼ばれるくらいですから、住宅の玄関だって同じこと。近くに大きな倉庫(広めの収納スペース)がなければ、本来とても不便なはずです。にもかかわらず、多くの家ではいまだに一昔前の下駄箱しか置いていません。
玄関は、港のようなもの。
大きな収納スペースが必要ということです。
しかし、現実には、そういうのは少しむずかしいかもしれません。
大きな玄関がある家なりマンションをいつかは購入するなり借りるなりすると良いのでしょう。
ワークスペース:片づけ無用の聖地
散らかっているのは嫌だけれども、いつも片づけるのは大変。
そんな人を救済する場がワークスペースです。ここは何をやっても許される唯一の場所。主にお母さんのながら仕事を応援する心強い味方です。
作業場所といった意味ですね。
ここも片づいているともちろん良いですが、片づけなくても良い場所。
そういう場所を作っておく。
そうすると、片づけもそこまで苦にはならないでしょう。
自分の住まいを心地よく
家は、やはり長い時間過ごす場所でしょう。
そこが心地よければ、快適な時間を過ごせるでしょうし、逆に居心地が悪ければ、不快な時間が長くなるということになります。
だから、自分の住まいを心地よくするというのは、生活の質に関わってくるわけです。
とは言え、どうすると心地よいのか。
このあたりを知っておくと、心地良い住空間を作ることができるでしょう。
空間とモノの場所と
ということで、この『片づけの解剖図鑑』では、空間をどのように使うのか、家具などを配置するのかということや、モノの定位置などについて書かれています。
リビングやキッチン、押入れ。洗濯物やコレクション、自転車の置き場。
こういう空間とモノの場所について、どうすると心地よくなりやすいかを教えてくれています。
自分の住まいを心地よくしたい。
そんな人が読んでみると、いろいろとヒントがある本です。
『片づけの解剖図鑑』