華僑のお金の考え方『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』
華僑。
その言葉は知っていますが、どんな考え方をするのか。そういうことは知りませんでした。
ということで、このところお金について興味があるので、こちらの『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』を読みました。
迷った時のお金の使い方
華僑だって人間ですから迷うことはあるのですが、彼らは非常にシンプルな基準によって、迷った時に即断するのです。
・ビジネスがらみで迷ったら絶対に買え
・嗜好品は1回でも迷ったら絶対買うな
わかりやすい基準ですね。
仕事なら買う。遊びなら買わない。
簡単です。
お金になることなら、投資して、遊びなら、迷うならやめる。
簡単な基準があるので、即断することができるということです。
利益は目先のお金だけではない
ビジネスを大きく長く育てていくためには、連続性を途切れさせず、仕事の報酬を仕事でもらい続ける中でレバレッジを効かせることが大切なのです。
これは経営者に限らず働く人すべてに当てはまる基本です。仕事の報酬はお金だけという意識から抜け出せない人は、時給単価で働いているも同然。いつまでたっても目先のお金を追いかける人生から抜け出すことはできません。
この本は、お金の話というよりは、ビジネスや人間関係というところが多く書かれています。
その中で、目先だけを追わないということも書かれていました。
人間をつなげていって、大きくする。
こういう考えをするということです。
なるほどですね。
お金と考え方
お金と考え方。
関係があるなと思います。
こちらの『お金が貯まる人が捨てた37のこと』では、やめるとよいことが紹介されています。
『お金が貯まる人が捨てた37のこと』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
お金を貯めるために、いろいろとやめてみる。
こういう考え方もありますね。
『一生お金に困らない「華僑」の思考法則』
考え方が、とても興味深かったです。
やはり日本人とは違うのだなと、思いました。(もちろん、日本人でもこういう考え方をする人もいるのでしょうけれど。)
華僑のお金やビジネスの考え方について知りたい人にはおもしろく読める本ですね。
おもしろかったですし、わかりやすかったです。