読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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自分を文章で表現するために『おとなの小論文教室』

文章を書く。

もう少し改善できたらと思っています。

ということで、今日は、こちらの『おとなの小論文教室』を読みました。

 

おとなの小論文教室。 (河出文庫)

おとなの小論文教室。 (河出文庫)

 

 

ほぼ日刊イトイ新聞」に連載されていた、「おとなの小論文教室。」から選ばれたものを加筆修正している本です。

 

表現力への自由

私は、この4年間、どうしてか、「幸せになりたい」と一度も思わなかった。幸福ではなく、「自由」を求めていた。

どうすれば自由になれるか?どっちが自由か?

 

そんなことを必死で考えていた。そして、いま、人が自由に生きる要件として、「表現力」ということを、切実に思う。

自由になりたいとしたら、自分が考えていることや感じていることを表現できないと、不自由さを感じるというのはあると思います。

人に伝わる・伝わらないの以前の問題として、自分の思考や感情を、表現できるかできないか。

 

ピッタリくる言葉が見つからない。

そういうときに、不自由さを感じるからでしょうか。

 

「私」がいない

十代には、「関係把握能力」につまずきを抱えた人も多くいます。

で、そういう人は、おとなのように主語「私は」を入れたら、飛躍的に解決、とはいかないのです。

 主語がない文章。そういうのはありますよね。

 

このブログも、本を紹介するので、書き手としての「私」はあまり出てきません。

ここがないと、文章で自分で表現するということには、なかなかつながらないところがあるでしょう。

 

そんな「私」ですが、周りの人との「関係」を把握できないと、なかなか表現できないということです。

そういうものかもしれません。

「私」というのは、他人との関係の中で、見えてくるところがあって、関係性がないとわからないというのがありそうですから。

 

要約力

この『おとなの小論文教室』は、自分を表現するということがテーマです。

そのような「文章力」もあると思います。

 

さらに、要約力もあると、文章の表現が変わるというのはあると思います。

要約力をつける5つのメリット『できる人の要約力』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

できる人の要約力

できる人の要約力

 

こちらの『できる人の要約力』は、要約力をつけたい人に参考になる本ですね。

 

自分を文章で表現する

おとなの小論文教室。 (河出文庫)

おとなの小論文教室。 (河出文庫)

 

 

自分のことを文章で表現する。

この点について書かれています。

連載をまとめた本なので、少しまとまりのない本になっているように感じましたが、自分がどうすると良いかを考えるには良いと思います。