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なぜ、嫉妬するのか?『「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本』

今日は、『「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本』を読みました。

嫉妬が良い感情とは思えない。
その理由や、嫉妬について考えてみたかったので読んでみました。

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本

 

 

嫉妬とは?

「愛情関連の嫉妬」と「優劣関連の嫉妬」についてそれぞれ見てきましたが、根っこの部分は同じだと思います。それは、「自分という存在を認めてもらえなくなるのではないか」という不安だと言えるでしょう。

不安や危機感から、嫉妬する。

そういうもののようです。

 

羨ましいという嫉妬もありそう

たしかに、愛情関連の嫉妬はありますよね。
優劣でもっと認められたいから嫉妬するというのもあるでしょう。

 

モノの嫉妬というか、モノを持ちたい・買いたいけれど持っていないというのもあるような気もします。
うらやましいという嫉妬もありそうです。

ただ、これはあまり大きな問題にならなそうですね。モノの話なので、手に入れられれば何とかなりますから。(買い物依存症などの話はあるかもしれません)


そう考えると、自分を認めてもらえないことからくる嫉妬が問題になりそうです。

 

嫉妬は自分に対する攻撃

嫉妬しているときに「◯◯が許せない!」などと相手に攻撃的な思考を向けているように感じるものですが、実はその中で弱体化していくのは自分自身です。つまり、嫉妬というのは自分に対する攻撃なのです。多くの場合、相手には何も起こりません。

嫉妬しても、相手にはあまり何かが起こるということはないでしょう。
嫌がらせなどをすれば、変化が起こるかもしれませんが、そのときはスッとするかもしれませんが、あとから罪悪感などを感じたり、逆に人から認められなければ、逆効果です。

 

結果として、自分に対する攻撃になってしまう。

嫉妬は、自分を攻撃するために、自分が弱体化するものなわけです。

そう考えると、嫉妬を消したいと考えるのは、自分を守るという意味でも、有益でしょう。

 

この本では、その方法も書かれていますので、知りたい人は、読んでみると良いと思います。

たしかに、本書のように考えると、嫉妬が減っていきそうなように思いました。

一つ紹介します。

 

明るく嫉妬してみよう

美人のママ友に嫉妬してしまう自分。

そのことを、明るく本人や友人などに言ってみる。

こうやって、自分が気にしていることをオープンにするのは、実は嫉妬軽減にかなり効果があります。

たしかに、嫉妬というと、暗いイメージがあるように思えますが、明るくオープンにしてしまえば、嫉妬が少し減るような感じがします。

 

嫉妬という感情から自分が本当に欲しいものを知る

嫉妬は、危機感や不安から来るものということです。

安心や安全が欲しい、認められたい。

そういう欲求が満たされそうにないと思うから、危機感や不安を感じるのでしょう。

 

本当に欲しいモノ・コトを知って、どう行動したら、手に入るのかを考えてみるきっかけとして、自分の嫉妬について考えてみるというのはありですね。

嫉妬をなくしたい、自分の本当に欲しいものを知りたい。

そんな人は、読んでみると、気づきがある本だと思いました。

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本

「ドロドロした嫉妬」がスーッと消える本

 

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