読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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「みんなちがって、たいへんだ」『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か』

このところ、コミュニケーションについて興味があるので、コミュニケーションについての本を読んでいます。

『わかりあえないことから──コミュニケーション能力とは何か』を、今日は読みました。

わかりあえないところから出発するコミュニケーションについて書かれています。

 

伝えたいという気持ちはどこから来るか?

そういった「伝える技術」をどれだけ教え込もうとしたところで、「伝えたい」という気持ちが子どもの側にないのなら、その技術は定着していかない。では、その「伝えたい」という気持ちはどこから来るのだろう。私は、それは、「伝わらない」という経験からしか来ないのではないかと思う。

伝えたい。

そういう気持ちがなければ、技術があっても、コミュニケーションをしようとは思わないでしょう。

たしかに、そうでしょう。

では、伝えたい気持ちはどこから来るか。

伝わらないという経験から来るだろうということです。

そうなのかもしれません。

おもしろいですね。

 

ただ、伝わったという経験もないと、伝えたいというようにも思わないのではないでしょうか。

伝えたとしても伝わらないと思っていたら、「言ってもムダだ」と思ってしまうでしょうから。

 

 「みんなちがって、たいへんだ」

教育関係の講演会ですると決まって、「あ、金子みすゞですね。『みんなちがって、みんないい』ですね」という先生方がいる。私はそうは思わない。そうではないのだ。

「みんなちがって、たいへんだ」

という話をしているのだ。

人それぞれ考えも感じることも違うでしょう。

それらを尊重するとしたら、「みんなちがって、たいへんだ」ということになる。

 

違うというのがあるから、対話をするということがあると思います。

同じなら、話す必要も伝える必要もないでしょう。

これは、仕事では顕著ですよね。

意見が同じ人間なら、話し合う必要もない。

みな同じことをやればいい。

 

しかし、今は、そういう時代でもない。だから、大変だったりするわけです。

 

わかりあえないことから歩き出そう

今、日本は、こんなふうにわかりあえない状況にある。

そこから歩き出そう。そこから始めよう。

これが、この本の言いたいことの一つだと思いました。

 

日本語には、「対話」の言葉が少ないのではないかと、この本で書かれています。

ボキャブラリーが少ないために、対話がしにくい。そういうところがある。

 

自分と違う相手と、どうやってコミュニケーションをとるか。対話をするか。

ボキャブラリーが他の言語よりも少ないということもあるかもしれません。

そんな中でも、コミュニケーションをしていこう。

 

こういうことなのでしょう。

コミュニケーションについていろいろと考えられる本でした。

この本などを参考に、もう少し考えてみたいと思います。

 

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