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人間関係を大切にするには?『ユダヤ人大富豪の教えⅢ 人間関係を築く8つのレッスン』

ユダヤ人大富豪の教え Ⅲ 人間関係を築く8つのレッスン』

本田健氏の著書です。

人間関係についての考え方などについて書かれています。

人間関係のマトリックスが、おもしろいです。

 

人間関係のマトリックス

まずは人間のタイプに、四種類があるということを説明していこう。

[ポジティブ自立]
[ネガティブ依存]
[ネガティブ自立]
[ポジティブ依存]

この四種類は、性格の説明のようだがそうではない。どんな人の中にも、すべてのタイプがある。そして、相手のあり方によって、この四種類のタイプのうち、どの部分が引き出されるかが決まると思ってもらいたい

 こういうようなタイプの感情があるということです。

これらを、縦軸にポジティブ・ネガティブ、横軸に自立依存のマトリックスとして描いてみると、相手の感情で、自分の感情も影響されるということです。

 

この本では、この人間関係のマトリックスを中心に話が進んでいきます。


自分の内面でも「綱引き」は起きる

このマトリックスの面白いのは、自分の中にも、各ポジションにいる別人格がいて、互いのあいだで綱引きが起きていることだ。

この人間関係のマトリックスは、他人との関係だけではなく、自分の内面でも起こることだそうです。

 

自分の中に、どのタイプの感情があるか、それらが場面場面で変わってくる。

感情が綱引きをしているということです。


自分だけが正しいと思っていたら

どのタイプの人間も、自分が正しいと信じている。そして、誰もがみんな、自分は正しいと信じていたら、お互いにわかり合えるはずがないのだよ

自分だけが正しい。
そして、相手が間違っている。

そう思っていると、なかなか分かり合えないでしょう。

だとしたら、人間関係を築くのもむずかしい。

 

では、どうするの?

では、どうするのか?

このあたりを知りたい人には、この本を読んで欲しいのですが、まず、正しさを手放すというのはあるのではないでしょうか。

仮に、より良い人間関係を築いていきたいと思うのならば、自分だけが正しい、相手は間違っている、そういう考えを手放すと良さそうです。

 

その先について考えたい、知りたい。そういう人は、この本を読んでみると良いですね。

 

人間関係を大切にするには?

人間関係が大切。

よく言われることではないでしょうか。

 

しかし、では、どうすると、人間関係を大切にできるのか。

なかなかむずかしいというか、その方法を知っているという人は、あまり多くはなさそうです。

もしたくさんいるなら、人間関係の問題はあまり起こらないでしょうから。

 

ということで、この本を読んでみると、人間関係についての見方が変わると思うので、人間関係を変えやすくなると思います。

 

ユダヤ人大富豪の教えⅢ 人間関係を築く8つのレッスン』

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