短い時間で勉強して記憶するには?『1分スピード記憶勉強法』
短時間で勉強ができたら、そう思いませんか?
私は、そう思います。
ということで、今日は、『1分スピード記憶勉強法』を読んでみました。
脳が勝手に繰り返すサイクルをつくれ!
脳が記憶するために絶対必要な条件が「くり返し」だということは、もうわかりましたね?「一度で何とか正確に記憶できないだろうか」とあがいても、苦労するだけなのです。
脳が記憶するには、繰り返しが必要ということです。
一度で覚えるのはむずかしい。
才能や能力が高い人であれば、可能なこともあるかもしれませんが、普通の人にはむずかしい。
だから、記憶には繰り返すことが必要ということです。
そして、そのような脳が繰り返すようなサイクル、仕組みをつくると、記憶に残りやすいということです。
短くたくさん繰り返す
この本で何度も出てくることは、短くたくさん繰り返すことの大切さです。
1分でもよいので繰り返す。
そうすると、記憶に残りやすいということです。
あとは、他のこと、試験勉強や英語の勉強、本を記憶するなどに応用する。
こういったことが書かれています。
「記述式・論述式試験対策」4つのステップ
1.目次を覚えて、記憶の土台をつくる
2.「風景を眺めるように」テキストを読む
3.「読んだ経験」を思い出す
4.「テキストを語る」ことで記憶が定着
これは、記述式・論述式の試験対策の方法です。
まずは、テキスト・参考書の目次を繰り返して覚える。そして、内容を覚えるためにイメージで覚える。ここまで覚えるということです。
ここから、読んだ経験を思い出すようにする。読んだテキストの中身などを思い出すようにする。ここができると、思い出せるようになるので、記述などができるようになりやすい。
また、テキストの内容を語るようにすると、記憶にも定着しやすく、論述式の対策にもなるということです。
短時間で繰り返す仕組みをつくる
短時間でも良いので、繰り返す仕組みをつくること。
これが、勉強のコツということです。
1分間を何度も繰り返す。こういうことです。
もう少し長い期間だと、タイミング的には、記憶が消えやすいときに、繰り返すと良いのだろうと思います。
本を読んだら、次の日にも目次などで内容を思い出す、1週間後に思い出す。1ヵ月後に思い出す。こんなふうに繰り返すのも大切だと思いました。
そのために、仕組みを作ると良いのでしょうね。スマホのスケジュールに入れておいて、思い出すようにする。そんなふうにすると良いのかもしれません。
繰り返し覚える、思い出す。
その仕組みをつくって、実行する人が、記憶できて勉強ができる。
こういうことなのではないか。そんなことを思ったので、やってみようと思います。
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