自分を変えられる人は、何が違うのか?
今日は、『その科学があなたを変える』を読みました。
自分を変えたい。
そう考えている人は、多いのかもしれません。
そんな人が読むと、参考になる本ですね。
本書では、自分を変える方法について、書かれています。
いろいろと例が書かれていて、興味深く読むことができます。
自分を変えたい、そういう人が読むと、おもしろく読むことができますし、自分を変えるため、自分に合った方法を知ることができると思いました。
印象に残ったことは、
そうであるかのように振る舞う
ということです。
例えば、強くありたい、強い人間になりたいと思ったら、自分は強い人間だと思って、そのような人が振る舞うように、行動する。
そうすると、例えば、そうでないよりも、痛みに強くなっていたりする。
リーダーになりたい。
としたら、リーダーなら、このように振る舞うだろうというように、行動する。
そうすると、リーダーらしくなっていく。
自分を変えられる人は、何が違うのか?
ある意味、演技をするということに似ていると思います。
俳優が、役に入り込んで、日常も役と同じような行動をしてしまう。
そういうところが、人間にはある。
だから、自分を変えたいのであれば、そうであるかのように振る舞う、行動する。
その積み重ねで、自分を変えられるようになる。
ということです。
言われてみれば、当たり前というか、要は、そういうことだなと思います。
だから、たいしたことを言っていないといえるのかもしれません。
しかし、本書で出てくる事例を知って、その結果を見ると、たしかにそうなのだろうと思います。
振る舞いが、きっかけになる
振る舞ったから必ずできるわけではないでしょう。
ただ、きっかけにはなると思います。
そして、そのきっかけをつかむということができるかどうかは、案外大きいのではないでしょうか。
今の自分が、昔の自分と同じという人は、いないでしょう。
仕事をしていれば、やはり成長が必要になるでしょうから、スキルアップをするなどを求められます。
そんなときに、「できる人」の振る舞いを学んで、うまくきっかけをつかむことができれば、スタートとしては、うまく行っていると思います。
失敗しやすいときというのは、最初に挫折して、そこからなかなか改善できないときだったりするので、スタートをうまく切ることができれば、勢いに乗ることができるのではないでしょうか。
自分を変えられる人の、始まりは、「そうであるかのように振る舞う」。
そういうことなのではないか、と思いました。
そして、始め良ければ、終わり良しで、自分を変えていけるようになる。
そのきっかけとして、この本を読んでみて、「できる人」のように振る舞ってみると良さそうです。