10倍仕事ができる人、10分の1しかできない人
今日は、『10倍仕事ができる人、10分の1しかできない人』という本を読みました。
効率や成果で違いが出るのは、どういうところなのか?
そういう興味がある人が読むと、参考になるところがある。そう思いました。
ということで、簡単に紹介します。

同じ条件、同じ時間で 10倍仕事ができる人、10分の1しかできない人
- 作者: 鳥原隆志
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
「行動」「姿勢」「人間性」を変える
「10個のディメンションをさらに大きくグルーピングすると3つに分けることができます。「行動」「姿勢」「人間性」です。」
「「行動」とは、何かの成果を出すために絶対に必要なプロセスです。」
「「姿勢」には、「当事者意識」を持っているか、「顧客志向」を持っているか、「全体最適」の考え方ができるか(部分だけでなく全体を見渡して思考できるか)といったことが含まれています。」
「人間性とは、たとえば人としての優しさや包容力、指導する力やリーダーシップなどのことを示しています。」
こういった3つが違ってくると、成果が変わってくるということです。
行動を変えるために、姿勢や考え方、人間としてどうあるかを考えると良いのでしょうね。
とくに姿勢、考え方なのではないでしょうか。考え方で行動が変わると思うので。本を読む意味は、考え方を変えることのような気がします。方法は自分で考えることができますが、考え方は自分で気がつくというのはなかなかむずかしいです。たいてい自分は正しいと思いがちですよね。
コンピテンシーの10の「ディメンション」
問題発見力
問題分析力
創造力
意思決定力
洞察力
計画組織力
当事者意識
ヒューマンスキル
生産性
優先順位設定力
コンピテンシーとは、成果のあがる人の行動特性ということです。
これらの10個を鍛えるための「トレーニング」も本書ではあります。
基本プラスアルファができると評価されやすい
こういった能力を磨きつつ、基本をできるようになる。
そして、基本ラインを超えたところで、プラスアルファをできるようにする。
それは、ちょっとしたことで良いということです。
メールをすぐに返信する、メールの中に気遣いを入れる、お見送りでエレベーターまで贈るなどだそうです。
全体を見つつ、気遣いをできるなども、プラスアルファかもしれません。
やって当たり前にプラスする
言われてみれば当たり前ですが、やって当たり前のことをやっても、評価はされにくいでしょう。
ほんの少しでも良いのでプラスアルファをする。
そういうことの積み重ねができると、違いが生まれてくるのだと思います。
一つひとつにしてみれば、大差はないのかもしれません。しかし、それらが積み重なると、大きな違いになっていく。
そういうことなのではないかと思います。
プラスアルファの積み重ねをしたいと思いました。
ということで、早速この記事にプラスアルファすると、
何かを実行するには時間が大切だと思います。時間がないとできないですから。
ということで、 こちらの本も合わせて読むと、効果的ですね。
「自分の時間」をつくるには?10の工夫 - 読書で本から学ぶブログ

「時間がない! 」を卒業する200のアイデア 1日が25時間になる超時間節約術
- 作者: マイケル・ヘッペル,服部真琴
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2012/04/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 159回
- この商品を含むブログ (2件) を見る

同じ条件、同じ時間で 10倍仕事ができる人、10分の1しかできない人
- 作者: 鳥原隆志
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/02/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る