きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける
もう少し文章力を上げたいと思っています。
ということで、この『きっちり!恥ずかしくない!文章が書ける』を読んでみました。
この本の著者は、朝日新聞東京本社編成局校閲センター長の方ということです。
「正しく書く」ための基本がわかる本とのこと。
読点の打ち方や、「が」「けれども」はなるべく使わないなど、文法的な話などが紹介されています。印象に残ったものを紹介します。
書き出しに困ったら、短く直球勝負
文章の書き出しでは、前置きを置かないこと、ということが、この本では書かれています。私は、前置きがある文章は嫌いではないですが、新聞などではそういうものかもしれません。
書き出しに迷ったときは、「短く、直球勝負」を心掛けるようにしています。
書き出しで主題を書くと、余計なことを書かなくて済むということです。
そうしたほうが、書き手が何を書くつもりなのか、読み手が把握しやすいというのがあると思います。だから、主題をまず書いてみると良いということですね。
わかりやすい文章とは?
わかりやすい文章とは、どういうことか?
この本は、これを校閲の立場から書いたものということです。
この本で言っていることが、わかりやすい文章なのかどうかは、ちょっとわからないところもありました。
文章を理解するには、感覚的なところもあると思うので。
ただ、文法や「てにをは」といったところは、文例とその訂正ということで、わかりやすいです。
とは言え、わかりやすいからといって、すぐにそのようにできるかはまた別のようにも思いました。
日頃使うようにしないと、自分の文章として書けるようにならないでしょうから。
こちらの『文章力の基本』と合わせて読むと、文章力が上がるように思います。
- 作者: 阿部紘久
- 出版社/メーカー: 日本実業出版社
- 発売日: 2009/07/24
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