ハーバードの自分を知る技術。自分を知っていますか?
自分を知る。大切だと言われますよね。
「敵を知り己を知らば百戦危うからず」などと言ったりします。
他人がわかってくれないという前に、自分を知れ『超訳 論語』 - 読書で本から学ぶブログ
論語では、他人をわかる前に、自分を知れ、という言葉もあるようです。
自分を知ることで、何がしたいのかということもわかったりするでしょう。
このところ、私が何をしたいのかなどを考えたりしています。ということで、こちらの『ハーバードの自分を知る技術』を読んでみました。
ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ
- 作者: ロバート・スティーヴン・カプラン,福井久美子
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2014/07/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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この本の著者は、ハーバード・ビジネススクール教授で、ゴールドマン・サックスの元副会長の方だそうです。ということで、ハーバードのというタイトルになっています。
人生戦略ロードマップ
この本は、4つの部分からなっています。
1 あなたが生まれもった使命
2 自分自身を知る
3 チャンスを活かす方法
4 さらなる飛躍を目指して
どれもそれぞれ大切なのですけれども、やはり私にとっては、自分自身を知るというところがとくに気になりました。
仮に◯◯だったら、何をするか?
自分を知る方法がいくつか紹介されているのですが、その中で、
仮に◯◯だったら、何をするか(そしてなぜそうするのか)を考えるのです。
ということが紹介されています。
仮に、お金がありあまっていたら、何をするか?
第三者として自分にアドバイスしたら?
といったことということです。
たしかに、こういうことを考えると、自分がやりたいことが見えてきそうですね。
質問に答えることで見えてくる
この本は、コーチングの手法を取り入れているようで、いろいろな質問を考えて答えを見つけていくようになっています。
質問の答えを、自分で考えていくことで、自分を知り、そして、何をしたいのか、どのようにすると、自分がしたいことをできるようになるのかということが書かれています。
それほど厚い本ではないのですが、質問がかなり多いです。
自分を知りたいということであれば、一度読んで終わらせるのではなく、自分にとって必要で重要な質問を考えてみるということが、この本から得られることが多くなるように思いました。
自分を知るということ
自分を知ることは大切と言われますが、なかなかにむずかしいことですね。
あらためて、それをこの本を読みながら感じました。
質問に答えることもですが、その答えがしっくりくるものかどうかも考えたいですし、時間が経てば変わるものかもしれません。自分のことはわかっているつもりでも、意外とわかっていなかったりもしますし。
こういう本で、質問を通して、自分と向き合ってみる。そういう時間をつくることも、ときには必要なのでしょう。
この本を読んで、そんなことを思いました。
というわけで、こちらの『ハーバードの自分を知る技術』は、自分を知るために、自分と向き合いたい。そういうふうに使ってみると良い一冊のように思います。
ハーバードの自分を知る技術 悩めるエリートたちの人生戦略ロードマップ
- 作者: ロバート・スティーヴン・カプラン,福井久美子
- 出版社/メーカー: 阪急コミュニケーションズ
- 発売日: 2014/07/10
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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