文章を読んでもらうには?『「読ませる」ための文章センスが身につく本』
文章センス。
どうやって身に付けると良いのでしょうか?
ちょっとよくわからないので、今日は、こちらの『「読ませる」ための文章センスが身につく本』を読んでみました。
読んでもらわなければ始まらない
「わかる」、「伝わる」の前に、どうしても越えなければならないポイントがあるからです。
それは、「読んでもらう」ことです。
読み始めてもらわなければ、「わかる」も「わからない」もない。
読み終えてもらわなければ、「伝わる」も「伝わらない」もありません。
では、「読んでもらう」ためには、文章に何が必要なのでしょうか。
ひとことで言うと「ツヤ」です。
伝わる文章、伝わらない文章。
ありますよね。
ただ、その前に、読んでもらわないことには、伝わるも伝わらないもない。
だから、読んでもらうにはどうしたら良いか?
「ツヤ」があると良いということです。
ツヤとはよくわかりませんが、読んでも良いかなと思うことなのだとも思います。
たとえば、タイトルもそうでしょうし、行間などもそうでしょう。
そして、言い回しなどもあると思います。
この本では、そんな「ツヤ」のある文章の書き方が書かれています。
「のれる文章」のカギ
「実感」と「共感」ーーこれこそ、「のれる文章」のカギです。
消費税アップの話をしたいなら、「財政における歳入のグラフを見ると、消費税は・・・・・・」という話より、「100円ショップで買い物したら一瞬、暗算できなかった」
のほうがいい。
自分の実感に、相手が共感する。
これが、読んでいて、乗っていける文章ということです。
それには、身近な話が良いということで、消費税の例ですね。
たしかに、同じテーマの文章でも、実感と共感があると、その先を読んでいこうと思うように思います。
このあたりは、意識すると違ってきそうですね。
文章を最後まで読んでもらう
最後まで文章を読んでもらう。
意外とむずかしいことかもしれません。
この本では、4つのポイント「つかむ」「のせる」「転がす」「落とす」で、文章読ませる方法が書かれています。
例文とともに書かれているので、わかりやすいです。
読ませる文章は、どういう文章なのか。
こういうことを知りたい人が読んでみると、これはやってみようと思う方法が見つかると思います。
わたしも、いくつかやってみたいと思っています。