仕事で協力するためのコミュニケーションの基本『特別講義 コミュニケーション学』
『特別講義 コミュニケーション学』を今日は読みました。
コミュニケーションについて考えてみたいと思ったので読んでみました。
目次
1 コミュニケーションとは?
2 人間関係を築く
3 協働する
4 プレゼン・交渉する
5 教える・導く
6 藤巻流コミュニケーション実践編
コミュニケーションとは?
言うなれば「よりよい人間関係を形成できる力」を「コミュニケーション能力」と呼んでいるというわけだ!
よりよい人間関係を形成できる力。
これがコミュニケーション能力ということです。
この本では、そんなコミュニケーション能力をつけるにはどうしたら良いかといったことが書かれています。
関係をより良くする
コミュニケーション能力は、人間関係を良くするように使う。
こういうものなのだと思います。
ネットで人を批判している人を見かけますが、ああいうのは、コミュニケーションではないのでしょう。人間関係を良くしようと思っているような表現ではないですよね。
協業におけるコミュニケーションの基本
仕事で協力し合うために欠かせないものとは?
大前提として絶対に必要だと思うのは、チーム全員でプロジェクトのゴールをみなで正しく認識し合うということだ。
ここで言うゴールとは、売上目標や期日のような数字の目標ではなく、「誰に対して」「何をするために」集まったのか、というビジョンや志だ。
協業・コラボ、仕事で他人と協力する、 そういうときに必要なのは、チームでプロジェクトのゴールを正しく認識すること。
どこに向かうのか共有できていないと、バラバラになってしまいますよね。
コミュニケーションがうまくても、ここがずれていたら、仕事はうまくいかないでしょう。
大切とよく言われますし、わかっている人は多いと思いますが、意外とできていないことではないでしょうか。
交渉でめざすこと
ビジネスの交渉でめざすこと。それは?
売り手よし、買い手よし、世間よしと言える関係。
すなわち「三方よし」の関係。
ビジネスの交渉では、相手を説得することではなく、「三方よし」の関係を築くことを目指す。
こうすることで、交渉もまとまるということです。
関係が悪いと、まとまるものもまとまらないでしょうし、相手を論理で説得しても、損したと思われたら、そのあとの関係は続かないということにもなって、長期的には良いことではないでしょう。
コミュニケーションと人間関係
このところ人間関係に関する本を読んでいて、コミュニケーションのことも気になったので、この本を読んでみました。
この記事では、仕事に関するコミュニケーションを中心に紹介しましたが、本の中では、もう少し人間関係とコミュニケーションについて書かれています。
仕事のコミュニケーション、人間関係におけるコミュニケーション。
このようなことに興味がある人が読むと、参考になる本ですね。
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