読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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運の3つの種類・ダメなときほど運はたまる

ダメなときに、どう考えるか?

ああ、ダメだなと思うのか。

運がたまっていると思うのか。

かなり違ってきますよね。

欽ちゃん、萩本欽一さんの、運について書かれた本を読みました。

なかなか変わっている視点の本だと思います。

まず、運の3つの種類を紹介します。

 

生まれながらの運

だれかが持ってきてくれる運

努力した人の元へやってくる運

 

こんな3つの種類の運があるということです。

 

運の3つの種類 

生まれながらの運

これは、貧乏とかかわいそうな生い立ちの悪い人が運があるということです。普通は、家が裕福とかが運がいいと考えると思いますが、それだと運を使ってしまっている。

だから、生い立ちの悪い人は、普通に不平不満を言わないで過ごしているだけで、運がやってくるということです。

だれかが持ってきてくれる運

人が向こうから持ってきてくれる運ということです。

これが、こちらの本でも似たようなことを紹介しています。

人から運をもらうというのはあるのでしょうね。

 

努力した人の元へやってくる運

努力をした人に、運の神様がくれるものだそうです。ただ、人があまり見ていないところでやると、神様や周りが見ていてくれやすいので、そういうタイミングで努力すると良いということです。

まったく見ていないというわけではなく、見せびらかすでもない。それぐらいの感じのところで努力すると良いということです。

 

欠点から運が生まれる

「僕はアドリブが得意と思われているけれど、それも欠点から生まれたの。極端なあがり症だったから、決められたセリフがあると緊張しちゃってぜんぜん言えない。だからアドリブでその場をしのぐしかななかったんです。」

欠点があって、うまくできない。それをどうするか?工夫すると、それがうまくいって、運になる。そういうことですね。

だから、欠点がある人は、運につながるということです。ただ、欠点をどうするかを考えて行動することが大切ということです。

 

仕返しすると運は消えていく

「運をためるチャンスって、日常にいくらでも転がっているんです。なにかちょっとでもつらいこと、苦労することがやってきたとき、確実に運はたまっています。ところがたいていの人は、その運をつまらないことで使っちゃう。いやなことがあると、普通の人はすぐに愚痴をこぼしたり、ヤケになったりするんですよね。」

嫌なことや苦労があると、運がたまる。これが、欽ちゃんの基本的な考え方です。そして、運は大きなチャンスに使わないと、もったいない。

愚痴などを言うと、運は消える。仕返しなんてしていたら、運は逃げていく。仕返しした相手に行ってしまう。そういうものだと。

こう言われると、嫌なことをされても、仕返しなどしないで、運がたまっていると思うと良いですよね。そして、ここぞというときに、その運を使いたいものです。

 

苦労や嫌なことは、次の運のサイン

なかなか変わった考え方のようにも思います。そして、わかりにくいところもあるので細かい話は読んでもらうとして、基本的な考え方は、嫌なことや苦労、辛いことは、次の運につながっている。

それを上手に使うことが、大切ということですね。

細かいところは、よくわからないところもありましたが、 悪いことがあっても、これで運が良くなると思って、愚痴らずにやっていく。こういうことが大切なのだと思います。

失敗や嫌なことは、次のチャンス。

こんなふうに考えてみると、運がよい感じで行くように思いました。

 

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