読書の2つのやり方『大人のための読書の全技術』
読書の技術。
読書術の本などがあるので、たしかに、そういうものがあるのかもしれません。
今日は、こちらの『大人のための読書の全技術』を読みました。
目次
序章 社会人にこそ、読書術が必要な理由
第1章 読書のライフスタイルを確立する
第2章 読書の量を増やす―速読の全技術
第3章 読書の質を上げる―精読の全技術
第4章 読書の幅を広げる―本選びの全技術
第5章 読書を武器にする―アウトプットの全技術
終章 社会人が読んでおくべき五〇冊リスト
私が、気になったところをご紹介します。
読書とアウトプットなどが、気になりました。
読書の二つのやり方
読書には、二つのやり方があります。
一つは自分が楽しむための読書です。とにかく読んでいる時間を楽しむための読書で、たとえば、情報や知識を得ることを楽しむということもその中に含まれます。
もう一つは、読書によって何らかの武器を得ることを目的とした読書。つまり、アウトプットを意識した読み方です。
読書には、二つのやり方があるということです。
楽しむ読書と武器にする読書。
二つあるということです。
たしかに、ブログやネットで、読書の話になると、たいていこの二つに分かれます。もちろん両方あっても良いでしょう。
この本では、主に、武器を得るための技術について書かれています。
読書量を増やして、質を上げて、幅を広げる
目次を見るとわかるように、読書量を増やして、質を上げて、幅を広げる。
こういうことが書かれています。
読書においては、知識の積み重ねがそのまま実質的な意味を持っており、量を重ねていくことで質的な変化を起こす……いわゆる量質転化が起きるのです。
本をたくさん読んでいれば読んでいるほど知識が蓄積されていますから、内容をすばやく理解してどんどん読み進めることができます。
まずは、量ということです。
量が増えれば、知識が増える。知識が増えれば、理解しやすくなる。読書のスピードがあがって、ますます読むことができる。
こういう変化があります。
だから、まずは、量を読むということです。
そして、アウトプットしていく
そして、質を上げて、幅を広げて、アウトプットしていく。
そうできると、アウトプットの質も変わってくるということです。
知識が増えていますから、アウトプットの質が変わります。
だから、アウトプットの質を変えたいのであれば、読書量を増やすと良いということです。
読書の基本を押さえる
全技術ということで、この本を一冊読むと、読書の基本的なところがわかると思います。
基本を押さえれば、そのあとが早いです。
読書の技術を知って、アウトプットの質を変えたいというような人が読むと、読書の質を変えることができると思います。
熟読するのはなぜ大切か?『読書の技法』佐藤優 - 読書で本から学ぶブログ