東京大学大学院教授が教える、若さを維持して『「老けないカラダ」をつくる!』方法
今年の私のテーマの一つは、健康です。
ということで、『「老けないカラダ」をつくる! : 若さのスイッチを入れる習慣術』を読みました。
著者の石井直方さんは、東京大学大学院教授だそうです。
タイトルからすると、中高年向けなのかもしれませんが、まだ若い人でも、今からやっておくと、若さを維持しやすいと思いますし、健康にもつながると思いました。
目次
第1章 なぜあの人はいつまでも「若い」のか?
第2章 「食事」で若さのスイッチを入れる10の方法
第3章 「運動」で細胞から若返る10の習慣
第4章 体の再生を促す「生活習慣」8つのコツ
第5章 体幹に効くトレーニングで「老けない体」をつくる!
若さを維持する3要素
すぐに老け込むか、いつまでも若くいられるか。
それを決定づけるカギとなるのは、「食事」「運動」「生活習慣」の3要素です。
食事、運動、生活習慣が、若さの秘訣ということです。
これは、食事、運動、睡眠などで、よく言われることですね。
そして、食事、運動、生活習慣という「若さを維持する3要素」を、理想的なバランスで継続させるために必要となってくるのが、「筋肉」や「骨」なのです。
筋肉や骨が大切ということです。
とくに、この本では、筋トレが大切と言われています。
筋トレで、筋肉はもちろん、骨も強くするということです。
放っておくと、筋肉は、年齢とともに、どんどん減っていくということです。
そして、それが、老化を加速させてしまう。
だから、筋トレが大切ということです。
とは言え、どういうふうにトレーニングすると良いのかわかっていないと、もったいないことになってしまうかもしれません。
トレーニングは「筋トレ→有酸素運動」の順番で
筋トレの場合、「脂肪が燃えやすい状態」をつくり出すことはできても、脂肪そのものを燃やすことはできません。
一方の「有酸素運動」は、脂肪を燃やすことができますが、燃焼効率が悪い。
そこで、筋トレと有酸素運動を組み合わせてみます。
こうすると、脂肪が燃えやすいということです。
逆にすると、筋トレ中の成長ホルモンやアドレナリンの分泌が著しく低下するそうです。
順番、大切ですね。
間違ってやっていたとしたら、筋トレの効果がもったいないことになってしまいます。
行動の順番は、意外と大切なのですよね。
同じことをやっていても、順番が違うと結果が変わってくることはありますよね。
仕事では、結論から話すこと。
こういうことが大切というのと同じようなことです。
というよりも、筋トレ→有酸素運動は、もっと大切かもしれませんね。
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脳を鍛えるのに、カラダを鍛えると良いという話があります。
身体を鍛えると、身体にも良いですし、若さにもつながる。
そして、脳にも良い。
これだけの効果があるわけですから、運動はしたいですよね。
逆に言うと、運動しないから、体調が悪くなったり、頭も冴えなかったりするというのもあるかもしれません。
もちろん、運動のやり過ぎは身体を壊してしまうでしょうから、良くないでしょうけれど。
そして、トレーニングの順番が大切なのだということもわかりました。
逆にしてやらないようにしたいですね。
『「老けないカラダ」をつくる!』
筋肉が衰えると、老けていく。
こういうことがわかります。
年をとれば、老けるのは仕方がないところはありますよね。
しかし、それでも、歳の割に若い人というのもいますし、歳の割に老けている人というのもいます。
若さの維持に、筋トレが大きいということがわかりました。
効果的な筋トレの方法も書かれています。
老けたくない。
健康でいたい。
そう思う人は、読んでみて、この本に書かれている筋トレをやってみると良いですね。
私もやってみようと思います。