『あなたの話はなぜ「通じない」のか』
話が通じない。
そういう経験は、誰にでもあることではないでしょうか。私にもあります。
ということで、今日はこちらの『あなたの話はなぜ「通じない」のか』を読みました。
正論はなぜ人を動かさないのか?
正論を拒むのは、人間の本能かもしれないと私は思うようになった。正論は強い、正論には反論できない、正論は人を支配し、傷つける。人に何か正しいことを教えようとするなら、「どういう関係性の中で言うか?」を考えぬくことだ。それは、
正論を言うとき、自分の目線は、必ず相手より高くなっているからだ。
正論は、上から目線になる。
そうすると、なかなか受け入れられない。
そういうことだそうです。
そう感じてしまうこともあるでしょうね。
だから、関係性を考えて、伝え方を考える必要があるということです。
批判している人は、関係性を考えていないところがある
コミュニケーションをどう捉えるかということにつながってくると思いますが、いきなり批判している人は、 関係性を考えていないところがありますよね。
関係を作っていくことが、コミュニケーションの理由であるなら、伝え方は考えたいものです。
自分でものを考える方法とは?
考えるスタートは、「問い」の発見だ。
問題が与えられたら、私たちはすぐ、「答え」を探そうとする。暗記と応用で正解を出すことに慣れているからだ。でも、正解のない問題を自分で考えたいなら、まず「問い」を探すことだ。
考えるには、問いを見つけること。
良い問いが見つかれば、どんな情報を探したら良いかもわかってくる。
だから、良い問いを見つける。
では、どういう問いを見つけると良いか。
これについてもこの本で書かれています。
考えるというのは、意外とむずかしいことかもしれません。
『たった5つの思考法で頭がみるみる回り出す!』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
思考法を知っていると、考えやすくなるというのはあると思います。
自分で考えたい。
そんな人は、こちらの本も読んでみてください。
関係によって、受け取れない
人は、関係によって、言葉を受け取れないことがある。
上司に命令されても、イヤイヤかもしれませんが、やろうとは思うでしょう。
一方で、同僚や部下に、命令されたら、理由もなくやろうとは思わないでしょう。
話しが通じない理由は、論理的ではないということもあるでしょうし、関係を考慮していない発信をしているということもあるでしょう。
そういった話が通じない理由を、通じるに変えていく。
そんな技術について、この本では書かれています。
話が通じないことがある。わかりあえないことがある。そんな人が読んでみると、こうしたら通じるかもを見つけらるのではないでしょうか。
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