「時間がない」から、なんでもできる!
時間がない。
忙しいと、そんなことを、ついつい言ってしまう。
そういうことはありますよね。
自由になる時間をもっともちたい、そんなことをこのところ考えています。
ということで、こちらの『「時間がない」から、なんでもできる!』を読んでみました。
普通、時間がないから、何もできない、ということを思います。
実際、時間がまったくなければ、何もできません。
この本のタイトルが言いたいことは、時間が少ないと、やりたいことに集中して、行動することができるから、どんどんやりたいことができるようになっていくということ、だろうと読んでみて思いました。
時間の節約ではなく、一分間の価値を高める
物理的にはどれも同じ一分です。
でも、どう使うかで、その一分の価値は大きく変わってくる。
偉業を成し遂げた人の時間というのは、その密度がすこぶる高かったのではないか。たとえば同じ一分でも私のそれに比べたら、ずっと価値が高く密度が濃いものではなかったのか、と。
この本は、著者の吉田穂波氏が、海外留学の際の経験をもとに、主に書かれています。
吉田さんは、4児の母で家事もしながら、留学をされたということです。
そんな吉田氏は、時間の節約よりも、時間の価値を高めようと考えたそうです。
時間がないからできないと考えると、どうにか時間をつくろうと思うでしょう。
しかし、そうではなく、時間の価値を高めると考えると、一分でも大切にしようと思えるし、行動も変わってくるということです。
時間の余裕を作るというのも大切だと思います。
しかし、できた時間を有効に活用しないのであれば、あまり意味は無いでしょう。
時間の価値を高めるという考えてみると、変わってきそうだと思いました。
手帳を午前3時スタートに書き換える
午前3時に起床して、3時間ほど勉強するそうです。子どもが起きてくる前の時間を勉強の時間にしたとのことです。
就寝は、子どもと一緒に午後8時ということです。
いつ何をやると良いか。
時間をずらしたことで、やりたいことをできるようになったとのこと。
自分がやりたいことを、いつやるか。
こういうことを考えるのも、やりたいことをできるようになる一つの工夫です。
目標と時間。時間の密度を高める
このところ、私は自分の目標について考えていました。
考えているなかで、時間がなくて、なかなかできない。そんなことを思ったりしていました。
目標があると、行動したくなってくる。
しかし、あまり時間がない。
だから、時間の使い化などを工夫したいと、その手の本を読むなどして参考にしようと思ったのでした。
おそらく、この本の著者の吉田さんもやりたいこと(留学)ができて、そこからどんどん行動していくなかで、時間の密度を高める、時間の価値を高めようと考えたのだと思います。
時間がないからこそ、価値あることを行って、価値を高めようということです。
時間をつくる、余裕をつくるということに加えて、価値を高めるということも考えようと、 この本を読んで思いました。
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