会話のうまさで人生は決まる!【書評・感想】
今日は、こちらの『会話のうまさで人生は決まる!』を読みました。
会話のうまさで人生が決まる。
かどうかはわからないですが、会話で人間関係が変わってくるなどあるでしょうし、人間関係が変われば、人生も変わってくるというのもあると思います。
そう考えると、会話が大切ということはあります。
この本では、12のテクニックが紹介されています。
気になったところ、印象に残ったところを紹介します。
話が曖昧で逸れてしまわないように話すには?
雑談であれば、曖昧な話であったり、話がそれてしまっても、それほど問題では無いかもしれません。
しかし、仕事や重要な問題ではそうもいかないでしょう。
なぜ曖昧に考えるようになったのか?
なぜ私たちは話のポイントがなくても気にならないのでしょうか?
それは、突き詰めて考えなくても、なんとなく相手が察し、わかってくれたからです。子どもが、「これ、欲しい」と言えば、親は子どもの気持ちを察してくれるのです。
間違っても、欧米のように“why”なんて厄介な質問を子どもに浴びせるようなことはありません。
子どもの頃から曖昧で育ってきた結果、話が曖昧なままということです。
そういうところはあるでしょう。
では、どうしたら良いのでしょうか。
このような曖昧な会話にならないための対策はあるのでしょうか?対策はあります。それは「テーマを常に意識して話すこと」です。
今話しているテーマを意識する。
こうすれば、比較的テーマからそれるということも減るでしょうし、曖昧さも減って行きやすいでしょう。
相手目線に立つ
テーマを意識して、さらに相手目線に経つと、理解を深められるということです。
私たちはついつい、自分の基軸で「通じるだろう」と思ってしまいます。もし、この調子でプレゼンテーションなどをやってしまったら、どうでしょう?部下は意味がわからず聞くでしょうし、取引先からは「さっぱり要領を得ていない!聞きたいのはそんなことではない!」と怒られるかもしれません。
相手が知りたいことは何か?相手にとって重要なことは何か?
こういったことを考えられるように、相手の立場、相手目線から考えてみる。
そうすると、「曖昧さ」というか、よくわからないということも減っていくのではないでしょうか。
会話のテクニック
まだまだ他にも、この本では、会話のテクニックが紹介されています。
思ったことは、この本でも書かれていますが、会話もテクニックの部分があるということです。
もちろん、才能というか会話が好き、もともと上手いという人もいるでしょう。一方で、あまり得意ではないという人も多いと思います。
そんな人でも、テクニックを身に付ければ、今よりは会話が良くなる。
そういことがあるということです。
会話が苦手。
で、止まってしまわないで、会話にもテクニックがあるから学んでみる。
そういう考え方もあるということが、よくわかりました。
こちらの記事や本もどうぞ
「気まずい沈黙なし」でどんな人とも120分話が続く会話術 アスカビジネス
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