『記憶できる読書術』記憶に残す5つのコツ
本を読んだけれども、内容を覚えていない。
そういうことはありますよね。
私はあまり記憶力が良くないので、内容を思い出せないことがあります。記憶力が良い人は、こういうことはないのかもしれませんが。
だから、メモをしたりしていますが、やはり記憶できたほうが良いなと感じています。ということで、『記憶できる読書術』を読んでみました。
簡単に内容を紹介します。
本の内容を記憶に残す5つのコツ
1.イメージ化を活用する
2.人に話すことを前提に読む
3.構造を意識して要点を押さえながら読む
4.全体を眺めたうえで読む
5.アウトプットする
こういう5つのコツがあるということです。この本では、この5つの点についてそれぞれ詳しく紹介されています。
どれも参考になりました。とくに簡単で効果的だなと思ったのは、2の「人に話すことを前提に読む」です。
人に話すことを前提に読む
本の内容を人に話すことを前提に読むとしたら、内容を覚えていないと、話すことはできないでしょう。
本を持っていれば、本を見ながら説明できるでしょうけれど、本を持っていないとしたら、内容を覚えていないと話すことはできない。
だとすると、覚えようと自然とするような気がしました。
ブログに書くというのも話すということに似ています。ただ、似ていますが、違うかなとも思います。ブログに書くから、内容を記憶しようと思えるのであれば良いですが、やはり読みながら人に説明すると思ったほうが、自然に覚えようとする気がしました。
本だけではなく
これは、本だけではなく、雑誌、テレビ、映画なども、その他のことにも応用できる方法だと思いました。
何かの内容を覚えて、人に伝える。
それには、やはり記憶していないとできません。
人に伝えるつもりで、テレビや映画などを見れば、自然と覚えようとして、覚えられるような気がします。
そう考えると、テスト・試験の勉強などでも、使える方法なのかもしれません。何かを覚えるときには、誰かに教えるつもりで勉強する。内容を伝えるつもりで学ぶ。
そうすると、比較的苦労少なく覚えられるのではないでしょうか。
記憶術を読書術に応用している本
この本は、記憶術を読書術に応用しているような内容です。
なので、記憶術を知っている、記憶力に自信があるという人には、当たり前のことかもしれません。
一方で、あまり記憶力には自信がない。本を読んでも、内容を忘れてしまう。そういう人には、役に立つ本でしょう。
また、アウトプットについても書かれています。インプットだけではなく、アウトプットについても知りたいという人にも、参考になることがあるでしょう。
私は、まずは、本を読むときは、人に内容を説明する、教えるように読むようにしようと思っています。
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