読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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記憶を良くするには?『受験脳の作り方』

私はあまり記憶力がよくありません。

なので、メモなどを書いたりしています。とは言っても、記憶力が良いほうが良いだろうとは思っています。

今日は、こちらの『受験脳の作り方』を読みました。

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

 

効率的学習法ということで、脳科学から考えた勉強法が書かれています。その点も参考になるのですが、記憶ということについても書かれていて参考になります。

 

 

海馬を「ダマす」と記憶されやすくなる

海馬に必要だと認めてもらうには、できるだけ情熱を込めて、ひたすら誠実に何度も何度も繰り返し情報を送り続けるしかないのです。すると海馬は、「そんなにしつこくやって来るのだから必要な情報に違いない」と勘違いして、ついに大脳皮質に情報を通過させるのです。

脳の海馬という部分が、情報を取捨選択を行っているということです。

ここを通れないと、記憶には残りにくい。

では、どうするかというと、何度も繰り返して情報を送るということです。

ここにもコツがあって、そのことについて、この本では書かれています。

 

脳は出力を重視する

「詰め込み型」の勉強法よりも、「知識活用型」の勉強法のほうが、効率的だということになります。

 身近な例に応用するのであれば、教科書や参考書を何度も見直すよりも、問題集を解くような復習法のほうが、効率的に学習できるはずです。

入力・インプットより、出力・アウトプットのほうが、脳は重要と思うようです。

だから、記憶したいのであれば、問題集で確認するようなほうが覚えやすいということになります。

『記憶できる読書術』記憶に残す5つのコツ - 読書で本から学ぶブログ

こちらで紹介した本でも、人に話すことを前提に読むと、記憶に残りやすいということが書いてありました。

私も実際にやってみましたが、たしかに覚えているように思います。

アクティブ・ブレイン式 記憶できる読書術

アクティブ・ブレイン式 記憶できる読書術

 

記憶を良くするには?

他にも、記憶を良くする方法が紹介されています。

タイトルが「受験脳」とあるので、内容がたしかに高校生の受験勉強の話ではあるのですが、脳と記憶の話でもあります。

こういうふうにすると記憶しやすいのだなといったことや、こういうことを覚えると応用が利くといったことがわかります。

 

記憶力や勉強、脳、といったことに興味がある人には、おもしろく読むことができると思います。

この本に書かれていることをいくつかやってみて、記憶を良くしたいと思います。

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)

受験脳の作り方―脳科学で考える効率的学習法 (新潮文庫)