読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』

記憶力良いですか?

私は、あまりよくありません。

ということで、何冊か記憶力の本を読んでいます。

今日は、こちらの『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』を紹介します。

ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由

ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由

 

目次
第1章 世界で一番頭がいい人間を探すのは難しい
第2章 記憶力のよすぎる人間
第3章 熟達化のプロセスから学ぶ
第4章 世界で一番忘れっぽい人間
第5章 記憶の宮殿
第6章 詩を憶える
第7章 記憶の終焉
第8章 プラトー状態
第9章 才能ある10分の1
第10章 私たちの中の小さなレインマン
第11章 全米記憶力選手権

 

著者が、1年で記憶力をアップして、全米記憶力チャンピオンになった話が書かれています。

著者は、フリージャーナリストで、取材のために赴いた全米記憶力選手権で記憶力に興味を持ちその後、全米記憶力チャンピオンになるまでの話が本書では書かれています。

記憶力を上げる方法としても参考になりましたが、読み物としてもおもしろかったです。

 

誰だってできる?

私は、ベンが新聞のインタビューで語っていた言葉を何度も思い出した。彼の記憶力と私の記憶力がどのように違っているのかを考えさせる言葉だった。「テクニック、それと記憶力が発揮される仕組みを理解すること。それだけなんだ。誰だってできる。本当だよ。」

記憶力が優れいている人は、生まれつきの才能があるようなそんな気もします。

しかし、一方で、記憶のテクニックもあるようにも思えます。

果たしてどうなのか?

ということが、この本のテーマなのだろうと思います。

 

記憶力は上げられそう

さすがに、誰だって、全米チャンピオンにはなれないでしょう。

ものすごく記憶が良くなるというものでもないかもしれません。

しかし、紹介されいるテクニックを使えば、もし今そのテクニックを使っていないなら、今よりも、記憶力は良くなりそうだなと思いました。

 

王道があるのかも

記憶を定着させる3つのポイントとは?『記憶力の脳科学』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

記憶力の脳科学

記憶力の脳科学

 

 

本書を読んでみて思ったのは、脳科学的に考えると、記憶の王道というものがあるのだなということです。 一方で、邪道というか、記憶を良くする食べ物とか、記憶法というものは、これというのがないということがわかります。 記憶に近道はないのかもしれません。

記憶を定着させる3つのポイントとは?『記憶力の脳科学』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

記憶法には、王道があるのかもしれません。

「印象が強烈なもの」、「重要であると認識したもの」、「反復性」。

これらの3つのうち、前の2つを『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』でも使っていました。

あと、もう一つがあって、それを知りたい人は、この『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』を読んでみてください。

『記憶力の脳科学』と一緒に読んでみると、おもしろいと思います。

 

 『ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由』

ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由

ごく平凡な記憶力の私が1年で全米記憶力チャンピオンになれた理由

 

 

著者は、たしかに平凡な記憶力だったようです。

ただ、その後は、かなり努力していますね。

そこまでやるかどうかが大切になってくるというのがわかります。

そこまで努力しないとしても、この方法を使うと、少しは良くなりそうだと思いました。

実際に使ってみるには、自分なりに工夫が必要だろうと思います。

工夫してやってみようと思っています。

 

いずれにしても、読み物としておもしろかったです。

なかなかこういったドキュメンタリーというのか、記録はないでしょう。

1年で飛躍的に記憶力をアップさせることができるというのがわかるのはおもしろいですよね。

著者ほどの情熱は私にはないので、そこまですごくはならないと思いますが、記憶力を改善できそうだなと思ったので、読んで良かったです。

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