20年間無敗、伝説の雀鬼の『負けない技術』
負けない。
勝つこととほぼ同じような意味でしょう。
ただ、ずっと負けないというのは、そう簡単なことではないのではないでしょうか。
今日は、こちらの『負けない技術ーー20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」』を読みました。
負けない技術──20年間無敗、伝説の雀鬼の「逆境突破力」 (講談社+α新書)
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負けの99%は「自滅」
私は、仕事でも人生でも、「負ける」という行為の99%は「自滅」だといっていいと思っている。
実際にスポーツ、経済、ギャンブル、あらゆる世界でくり広げられている勝負において、「負け」の原因をつぶさに見ていくと、圧倒的に多いのは自滅で負けを引き寄せているパターンである。
負けの99%は、自滅。
負ける理由の多くは、自滅ということです。
自分でヘマをして、負ける。
そういうことが多いということです。
だから、負けないためには、自滅をしないようにするということが大切になってきます。
たどり着いた「敵も味方」の境地
それからの私は、ただ勝つのではなく、「“いい勝負”をしよう」と考えるようになった。勝つことや負けることよりも、“いい勝負”をすることこそ、本当の強さなのではないか?そう考えるようになったのだ。それこそ、いちばん大事なことだと思うようになった。
「いい勝負」をすること。
これが、本当の強さなのではないか。
こういう境地に至ったということです。
たしかに、こういう考え方をしていれば、自滅するということはないのではないでしょうか。
勝とうと意識しすぎたり、相手の強さに圧倒されたり、そういうことも減るでしょう。
その結果として、負けないというのはありそうですね。
勝ち負けは、わかりにくい
「強い者が勝つのではない。勝った者が強い。」そんな言葉もあります。
たしかに、そうなのでしょうけれど、これだと結果論になってしまいます。
どうしたら勝てるのか、もしくは負けないのか。
結果はわかっていますが、勝てる理由、負けない理由。これは、なかなかわかりにくい。
負けない考え方を知ることができる本です。
ちょっと変わった考え方だと思うので、勝負の世界に興味がある人が読んでみると、おもしろく読めるだろうと思います。
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