読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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『未来から選ばれる働き方』未来に選ばれる人が持っている3つのもの

働き方。

働いていると、あまり考える機会はないかもしれませんが、ときどき考えたくなるときもありますよね。

こちらの『未来から選ばれる働き方』を読みました。

 

未来から選ばれる働き方 (PHPビジネス新書)

未来から選ばれる働き方 (PHPビジネス新書)

 

 

会社がなくなる時代の働き方

従来の「会社」がなくなると、何が起こり、私たちは何をすべきなのでしょうか。

当然ですが、ビジネスパーソンの働き方も、状況の変化に応じて変えていく必要があります。

先日読んだアメリカの雑誌で、アメリカの雇用主の雇用の考え方が掲載されていました。要約すると、

「最近、会社のために何をしてくれたんですか?」

「会社のために将来、何をしてくれるんですか?」

この二つの問いに対して、ポジティブな答えが得られなければ、「そろそろ別れるときですね」というのが、彼らの基本的なスタンスだというのです。

未来には、これまでのような会社とは違っていくのではないか。

そして、アメリカの雇用主は、会社に対して、何をしてくれていて、将来何をするかを評価しているということです。

 

ここで言う環境の変化とは、AIとかロボットの登場なども含みます。

そうやって環境が変わっていくと、今行っていることを、ただやっているだけでは、評価されにくい。

今だけではなくて、将来のことも考えて、働き方を考える必要がある。

こういうことを考えさせられますね。

 

未来に選ばれる人が持っているもの

次の三つの勇気を持つことが大切だという結論に、私たちはたどり着いたようです。

・激変する技術環境に対して、未知なる分野に踏み出す勇気。

・暗闇のなかでも、輝かしい未来ビジョンを描き、一人からでも声をあげる勇気。

・自分と共振するビジョンを持つ組織を見分け、その組織とともに成長していく勇気。

では、どんなものを持っていると、未来においても選ばれるような人になるのでしょうか。

 

変化が激しいので、自分が知らない分野にも進んでいけること。

そして、よくわからないなかでも、未来のビジョンを描いて進めること。

自分が共感するようなビジョンを持つ組織と成長すること。

 

こういったことを持っていると、未来においても、選ばれやすいということです。

 

自分がどうなりたいか?

ビジョンというと、いまいちよくわからなくなりそうですが、要は、自分が未来にどうなりたいか?といったことでしょう。

社会や自分の会社の未来もどうなるかを考えつつ、自分の未来を考えて、道を開いていく。

そういう人が、未来においても、選ばれるような人になる。

そういうことなのだろうと思います。

 

これだとまだいまいち具体的ではないかもしれません。

もう少し具体的な話を知りたい人は、この本を読んでみると良いですね。

 

仕事のやり方

この『未来から選ばれる働き方』では、あまり仕事のやり方などは書かれていません。

仕事はスピード『「働き方」の教科書』20代から40代の仕事のやり方 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

20代から40代の仕事のやり方 「二〇代は自分一人でやる仕事のやり方を覚え、三〇代は人を使いながらチームで仕事をすることを覚え、四〇代では組織を率いることを覚える」 すると、五〇歳になった段階では、仕事のやり方のノウハウはすべて身についていることになります。 20代から40代の仕事のやり方だそうです。 こういうことを意識して身につけていきたいですね。 細かい話については、この本を読んでみてください。

仕事はスピード『「働き方」の教科書』20代から40代の仕事のやり方 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

自分の年代別で、どんなことを考えて働くと良いのかを知りたいなら、こちらも読んでみると良いですね。

あとは、スピードも大切ですね。変化が速いですから。

 

『未来から選ばれる働き方』

未来から選ばれる働き方 (PHPビジネス新書)

未来から選ばれる働き方 (PHPビジネス新書)

 

 

未来においても、選ばれるような人。

そんな人は、どんなふうに働くのか、キャリアを作っていくのか。

そんなことが書かれていました。

 

この本を読んで、もう少し具体的なことも考えたみたいと思いました。

自分のこれからの働き方を考えたい人が読んでみると良いですね。

 

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