なぜ大人の勉強には目標が不可欠なのか?『脳が冴える勉強法』
勉強も効果的にできると良いので、勉強法についてもこのところ興味があります。
今日は、こちらの『脳が冴える勉強法』を読みました。
脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書 369)
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/01/06
- メディア: 新書
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脳が冴えている状態をつくって、その上で勉強すると、効果的に勉強ができる。
これがこの本の考え方です。
そして、その方法について書かれています。
個人的に、気になったところを紹介しておきます。
なぜ大人の勉強には目標が不可欠なのか?
大人の勉強は、明確な目標がないと長続きしません。最大の理由は、目標がない勉強は、報酬に結びつかないからです。
大人が勉強するときには、明確な目標が必要ということです。
これは、子どもとは違うところということです。
子どもは勉強すれば褒めてもらえるが、大人は勉強しても褒めてもらえない。
ましてや仕事などで忙しい中で、時間を作って勉強をするわけですから、なおされ目標や報酬がないと続かないということです。
やはり目標は大切ですね。モチベーションや継続といったことにも関係していますし、効率にも関係しているでしょう。
目標で成果が変わってくるというわけです。
教科書を13回繰り返し勉強する
「教科書を13回勉強する」というのは、基礎的な部分での記憶の強化、能力の向上(それに伴う思考の高速化)を徹底させるだけでなく、脳の省エネ化を進めるためにも、とても大きな効果があったと思います。
教科書を13回勉強するという、高校時代の同級生がいたそうです。
それは、繰り返すことで、覚えるということもありますが、脳の省エネ化にもつながっていただろうということです。
こちらの本では、7回読みという勉強法が言われています。
繰り返し読む、勉強するということでは、同様です。
「頭がよい人」であっても、繰り返すことで覚えている。勉強しているということがわかります。
「どうしてもやる気が起こらないとき」の対処法
そういうときに大切なのは、「思い切って休むこと」と「感情のバランスをプラスになるるような活動をすること」です。
やる気が出ない。そんなときはあります。
そういうときは、休んで、感情がプラスになるようなことをすると良いということです。
たしかに、マイナスなことをしてしまったら、余計にやる気が無くなるでしょうし、何かプラスのことをすれば、楽しくなって、前向きになってきて、やる気が復活するということはありそうです。
感情をプラスにするようなことをしたいと思いました。
脳から勉強法を考えてみる
なんでもかんでも、「脳」だけというわけではないでしょうけれど、勉強の場合は、やはり脳が主役というか、脳力をどうするかという話が大きいと思います。
そう考えると、脳の性質に合った勉強法をすると良いはずです。
だから、そういったことを書いている、この本などを読んでみるのは有益ですね。
上で紹介した3つ以外にも、勉強に役立ちそうなことが書かれています。
勉強やインプットに参考になることを知りたいという人は、手に取ってみてください。
脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書
- 作者: 築山節
- 出版社/メーカー: NHK出版
- 発売日: 2012/07/31
- メディア: Kindle版
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