読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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なぜ大人の勉強には目標が不可欠なのか?『脳が冴える勉強法』

勉強も効果的にできると良いので、勉強法についてもこのところ興味があります。

今日は、こちらの『脳が冴える勉強法』を読みました。

 

脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書 369)

脳が冴える勉強法―覚醒を高め、思考を整える (NHK出版新書 369)

 

脳が冴えている状態をつくって、その上で勉強すると、効果的に勉強ができる。

これがこの本の考え方です。

そして、その方法について書かれています。

個人的に、気になったところを紹介しておきます。

 

なぜ大人の勉強には目標が不可欠なのか?

大人の勉強は、明確な目標がないと長続きしません。最大の理由は、目標がない勉強は、報酬に結びつかないからです。

大人が勉強するときには、明確な目標が必要ということです。

これは、子どもとは違うところということです。

子どもは勉強すれば褒めてもらえるが、大人は勉強しても褒めてもらえない。

ましてや仕事などで忙しい中で、時間を作って勉強をするわけですから、なおされ目標や報酬がないと続かないということです。

 

やはり目標は大切ですね。モチベーションや継続といったことにも関係していますし、効率にも関係しているでしょう。

目標で成果が変わってくるというわけです。

目標設定の技術、SMARTとは?『これだけ!SMART』

これだけ! SMART

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教科書を13回繰り返し勉強する

「教科書を13回勉強する」というのは、基礎的な部分での記憶の強化、能力の向上(それに伴う思考の高速化)を徹底させるだけでなく、脳の省エネ化を進めるためにも、とても大きな効果があったと思います。

教科書を13回勉強するという、高校時代の同級生がいたそうです。

それは、繰り返すことで、覚えるということもありますが、脳の省エネ化にもつながっていただろうということです。

東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法

東大首席弁護士が教える超速「7回読み」勉強法

 

こちらの本では、7回読みという勉強法が言われています。

繰り返し読む、勉強するということでは、同様です。

「頭がよい人」であっても、繰り返すことで覚えている。勉強しているということがわかります。

「どうしてもやる気が起こらないとき」の対処法

そういうときに大切なのは、「思い切って休むこと」と「感情のバランスをプラスになるるような活動をすること」です。

やる気が出ない。そんなときはあります。

そういうときは、休んで、感情がプラスになるようなことをすると良いということです。

たしかに、マイナスなことをしてしまったら、余計にやる気が無くなるでしょうし、何かプラスのことをすれば、楽しくなって、前向きになってきて、やる気が復活するということはありそうです。

感情をプラスにするようなことをしたいと思いました。

 

脳から勉強法を考えてみる

なんでもかんでも、「脳」だけというわけではないでしょうけれど、勉強の場合は、やはり脳が主役というか、脳力をどうするかという話が大きいと思います。

そう考えると、脳の性質に合った勉強法をすると良いはずです。

だから、そういったことを書いている、この本などを読んでみるのは有益ですね。

上で紹介した3つ以外にも、勉強に役立ちそうなことが書かれています。

勉強やインプットに参考になることを知りたいという人は、手に取ってみてください。

 

 

脳が冴える15の習慣 ―記憶・集中・思考力を高める 生活人新書

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