非論理的な人のための論理的な文章の書き方入門
- このところ、文章術に関する本を読んでいます。
文章力をつけたい人ための『文章力の基本』テクニック - 読書で本から学ぶブログ
今日は、こちらの『非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門』を読んでみました。
非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 飯間浩明
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 新書
- 購入: 20人 クリック: 197回
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わかりやすくて良いですね。
論理的な文章とは、どういうことか?
文章は論理的に書くと、伝わりやすいと言ったりします。
では、論理的とは、どういうことでしょうか?
理由がある、理屈があるということだと思いますが、さらに、そこからでは、どういう文章を書けると、論理的な文章と言えるのでしょうか?
このあたりが、具体的にわかってできるようでないと、論理的な文章を書くことはむずかしいように思います。
クイズ文形式:問題、結論、理由
この本では、クイズのような形式の文章で、「問題、結論、理由」が揃っていると、論理的になりやすいと書かれています。
例えば
問題:学生の私語を防止するには、どうすればいいか
結論:まず一組の学生を注意し、退去させ、欠席扱いにするというルールを決めておけばいい
理由:なぜなら、このルールにより、一罰百戒の効果があるから
というようにということです。
クイズ文形式はわかりやすい
たしかに、この「問題、結論、理由」の3つを揃えてあれば、形式的には論理的になりそうですね。なぜなら、という理由があるので、論理的と言えるでしょう。
また、わかりやすいですし、クイズというものも、誰でも知っていることでしょうから、理解もしやすいと思いました。
これなら、簡単に「論理的な文章」を書けるように思います。
もちろん、結論と理由の部分に納得感があるかどうかということは、「論理性」の高さというか、正しさということに関係してくると思うので、納得できる結論・理由が必要だと思いますが。
この文章もクイズ文形式で書いてみた
とこの文章も、この「問題、結論、理由」の形式で書いてみました。
問題:論理的な文章とはどういうことか?
結論:クイズ文形式「問題、結論、理由」である
理由:理由があるので「論理的」
こんな感じで書いてみました。
納得感があったでしょうか。
この本を、簡単に紹介しました。
さらに、実践の型なども紹介されています。非論理的な人が読んで実践してみると、論理的な形式で文章を書きやすくなるように思います。
論理的な文章を書きたい方に、わかりやすいので良い本だと思いました。
非論理的な人のための 論理的な文章の書き方入門 (ディスカヴァー携書)
- 作者: 飯間浩明
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2008/12/20
- メディア: 新書
- 購入: 20人 クリック: 197回
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