『覚えたら一生忘れない最強記憶術』記憶力を上げるには?
あまり記憶力には自信がない私ですが、最近は少し改善したところもあります。
それでも、もう少し記憶力をあげたいと思ったので、こちらの本を読んでみました。
目次
1章 記憶力をアップさせる「仕組み」
2章 記憶力をアップさせる「公式」
3章 記憶力をアップさせる「イメージ力」
4章 記憶力をアップさせる「五感トレーニング」
5章 記憶力をアップさせる「繰り返しの力」
6章 記憶力をアップさせる「習慣」
本のタイトルは、記憶術となっていますが、記憶力をあげる方法です。
「記憶術」と「記憶力」はココが違う
記憶力とは、運動でいえば「基礎体力」に相当します。どんな運動でも、基礎体力がなければうまくできません。サッカーでも、いくらシュートの技術が優れていても、90分走り続ける体力がなければよい選手にはなれません。そしてこのシュートにあたるのが、「記憶術」です。つまり、「記憶術」とは「記憶力」というしっかりした土台があって、初めて役に立つスキルとなります。
スキルと体力。
そんなイメージでしょうか。
技がうまくても、ときどきしかできないと、実力を発揮できない。
いつでも技を使えるように、体力を鍛える。
記憶力も、体力のようなことに相当するものがある。
こういうことだろうと思います。
記憶力にも公式があった!
記憶力には公式があります。それは、
K = i × r
で表されます。
Kは、記憶。
iは、五感・刺激の強さ
rは、繰り返し
ということです。
記憶は、五感、刺激の強さと繰り返しのかけ算ということです。
だから、この「i」と「r」をどうすると良いかが、記憶力に関係しているということです。
トレーニング法も紹介されている
そして、これらの「i」と「r」を、増やすためのトレーニング方法も、この本で紹介されています。
これらをやることで、体力のような記憶力がアップするということですね。
『記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック
- 作者: ドミニク・オブライエン
- 出版社/メーカー: エクスナレッジ
- 発売日: 2012/07/02
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ジャーニー法の発見 試行錯誤するうちに、ついにわかった。カードをコード化するという方法はよかったのに、使い方を間違えていたのだ。カードのイメージを決めてそれを並べるのではなく、頭の中でたどるポイントをあらかじめ決めておき、各カードのイメージ(人、動物、物のいずれか)を、その場所の中のポイントに順番に配置すればいいのだ。ポイントが自然な順番に並んでいて、カードと場所のつながりがしっかりしていれば、確実に順番通りに思い出すことができる。これが私の探し求めていた究極の戦略「ジャーニー法」である。 ジャーニー法という記憶の方法を、著者のオブライエン氏は見つけます。 これが見つかったことで、記憶力が安定して、覚えられるようになったということです。
『記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
こちらには、記憶のテクニック、記憶術が書かれています。
トレーニングも書かれています。
記憶術を知って、記憶力を上げるトレーニングもする。
こうすることで、記憶力が上がるというのはありそうですね。
『覚えたら一生忘れない最強記憶術』
タイトルは、記憶術とありますが、記憶力をあげる方法が書かれています。
記憶術も書かれていますが、トレーニングというか、記憶力をあげるには、こういうことをすると良いということが書かれています。
記憶術×「記憶力」。
こういう感じで考えると、記憶力が上がるのでしょう。
両方を知って、鍛える。
こんなイメージなのではないでしょうか。
上の『記憶に自信のなかった私が世界記憶力選手権で8回優勝した最強のテクニック』と一緒に読んでみると、記憶力があがると思います。
私も、もう少しトレーニングなどをやってみようと思っています。