『禅が教えてくれる美しい時間をつくる「所作」の智慧』
時間をどう使うか。
休日の過ごし方や、日々の時間の使い方。
このところ、そんなことが気になっています。
ということで、今日は、こちらの『禅が教えてくれる美しい時間をつくる「所作」の智慧』を読みました。
正しい所作とは、当たり前のことを当たり前に、丁寧におこなうこと
当たり前のことを、当たり前に、心をこめて丁寧におこなう。それが悟るということであり、整った所作、正しい所作でもあるのです。
正しい所作とは、どういうことか?
それは、当たり前に心をこめて丁寧におこなうこと。
こういうことだそうです。
その所作の具体的なやり方については、この本に、イラストとともに紹介されています。
丁寧におこなう。
効率を考えると、これができなかったりします。
休日だけでも、まずは丁寧に過ごしてみる。
こういうことをしてみたいと、この文章を読んで思いました。
食事を丁寧に丹念に味わえば、美しい所作になる
たとえ時間はかけられなくても、丁寧にいただくこと、丹念に味わうこと、はできます。九拝まではしなくても、軽く手を合わせて(言葉にしなくてもいいですから)「いただきます」「ごちそうさま」の”一拝”ならできるのではないでしょうか。
食事を丁寧におこなう。
いただきます、ごちそうさま。
丁寧に行なう。
食事を味わう。
こういうことをすると、美しい所作になる。
そして、気持ちが良いですよね。
仏教とは、生きる意味を知ることであり、立ち居ふるまいのすべてが修行
「生を諦め、死を明らむるは、仏家の一大事の因縁なり」
これは道元禅師の言葉ですが、生きるとはどういうことなのか、死をどう捉え、それをどのように受け入れたらいいのか、を見つけるために修行はある、と解釈していいでしょう。
生きる意味を知るために、すべてが修行。
こう考えて、所作をしている。
こういうことだと思います。
仏教ではこういうことだそうです。
掃除も心を磨くこと
掃除とは「心を磨く」こと『人生が豊かになる禅、シンプル片づけ術』
掃除も心を磨くこと。
掃除も修行ということになります。
そういう捉え方をすると、変わってきますよね。
『禅が教えてくれる美しい時間をつくる「所作」の智慧』
丁寧におこなう。
これは、時間が限られている中でおこなうのは、むずかしいところがあります。
ただ、休日であれば、できそうです。
まずは、休日に丁寧なことをして、そこから変えていくと、良さそうだなと思ったので、やってみようと思います。
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