掃除とは「心を磨く」こと『人生が豊かになる禅、シンプル片づけ術』
今日は、こちらの『人生が豊かになる禅、シンプル片づけ術』を読みました。
片づけができると、効率的になります。
それだけではなく、人生も豊かになるかもしれません。
この本は、曹洞宗徳雄山建功寺の枡野俊明住職が書かれたもので、禅の考え方などの片づけがわかります。
掃除とは、「心を磨く」ことです。
心の曇りを取り払い、ピカピカに輝かせるつもりで掃除をしてください。そうやって整えた空間で過ごせば、おのずと心の曇りもつきにくくなるでしょう。
掃除とは、汚れを取ることが目的ではありません。
あなた自身の心を磨くことなのです。
掃除をする目的。
それは、心を磨くことだそうです。
これは、第1章の1番はじめに書かれています。
具体的にどうするのかということは、このあと書かれているのですが、なぜ部屋をきれいにするのか、掃除をするのか。
その目的は、心を磨く、心を変えることにある。
掃除から心を変えるとは、どういうことなのか?
それは、本書を読んでいくことと、そして、掃除をすることでわかってくることだと思いました。
禅、シンプル整理リスト
・片づけは、その日のうちに済ませる
・机の上は、1日の最後に何もない状態にする
・計画表を作って、段取りを整理する
・書類は、仕事の切り替え時に必ず片づける
・かばんの中は、定位置を決めて整頓する
・掃除は、少しずつでも続けて習慣化する
こんなことを行うと、整理整頓ができるということです。
はじめは大変でしょうけれども、朝5分の掃除から始めると良いということです。
心の曇りを取り除けば、真実は見えてくる
禅の本当の教えは、言葉では伝えることができません。これを「不立文字」と言います。たとえば、弓の達人が初心者に対してどんなに言葉を尽くして説明しても、ただ座って聞いているだけでは、矢を放つ行為がどんなものかまったくわからないはずです。
言葉ではわからない。
では、どうするか?
心の曇りを取り除けば、いつしかおのずと真実は見えてきます。ですから、日々掃除をするのです。自分の心を磨くように。ついてしまった垢を取るように。
掃除を行う。
そうすると、心の曇りが取れてくる。
そして、真実が見える。
人生が豊かになる。
こういうことだそうです。
やってみてわかること
やってみてわかることというのがあるでしょう。
ブログを書くのと読むのでは、全然違う。
こういうこともやってみなくてはわかりません。
人に教えるのと自分が学ぶのでも、全然違います。
やってみてわかることというのがあります。
そういうことは、言葉で説明しても、わかりえないところがあるでしょう。
掃除も、そういうところがあるということです。
片づけもそういうところがある。
だから、やってみる。
掃除をして、心の曇りを晴らしていくと、真実が見えるようになって、人生が豊かになる。
掃除や整理を、改めてやっていこうと思う本でした。
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