TEDトーク世界最高のプレゼン術
このプレゼン術を学ぶ。このところ、そういう本がいくつか出ています。
プレゼン術から、プレゼン以外のことも学べるような気がしているので、こちらの『TEDトーク世界最高のプレゼン術』を読んでみました。
TEDの十戒
TEDの運営者は、招待したプレゼンターに、「TEDの十戒」なるものを提示しているそうです。
それらを内容と伝え方にわけて、この本では、紹介しています。
その中から、印象に残ったものを紹介します。
核となるひとつのアイデアで勝負
トピックをまず選ぶということで、そのときの選び方、トークの組み立て方が紹介されています。
「誰からその教訓を得たのか」ーーこれが必須要素です。自分以外の誰かをヒーローにすることが、人の心を動かすストーリー作りのコツなのです。
人の心を動かすストーリー。そこには、自分以外の誰かが必要ということです。
わかっている人はわかっていることかもしれませんが、あまりこれは言われないことかもしれません。
「何のために」を最初に、「何をするか」は最後に語れ
まず、目的を話す。そののちに、どうやってするかを、そして最後に何をするかを語る。
よくやってしまいがちなのが、何を語ってから、どうやってするかを語る。そして、なぜはなかったりする。
これだと、なぜその話を聞く必要があるのかがわかりにくい。その話の核心、重要な事がわからないまま、話が進んでしまう。
だから、なぜから話す。
こうすると、聴衆がその話を聴いてみようと思うということです。
締めくくりでやるべきこと
スピーチの最後は、その話のテーマと結びついていることを話すということです。テーマの結論で締める。
テーマから外れた話で締めない。
そして、今日にでもできる簡単な次のステップを示す。こうすると、行動につながるから、ということです。
目的を考えてから動く
ということで、この記事も、今日にでもできる簡単な次のステップを示して、締めたいと思います。
目的を考えてから動く。
何かをする際に、目的を考えて、決めてから、動いてみる。そうすれば、うまくいくにしろ、いかないにしろ、結果から学びやすいでしょう。
私がこの本やプレゼンの本を読んだのは、プレゼンを学ぶということもありましたが、他のことにも応用できそうな気がしたからでした。
そして、やはりこの目的を考えて動くのように、プレゼン以外に応用できることが見つけることができました。
目的を持って動いてみると良いですね。
前の記事
プレゼンだけではもったいない『スティーブ・ジョブズ 驚異のプレゼンテーション』から学べること - 読書で本から学ぶブログ
- 作者: カーマイン・ガロ,外村仁解説,井口耕二
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/07/15
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 126人 クリック: 3,690回
- この商品を含むブログ (298件) を見る