人を動かす文章術・仕事文として機能する6つの要素
仕事上では、人を動かす必要がある文章を書くときがあります。
わかりやすい例で言えば、企画書があるでしょう。企画書の言葉を考える際にも、人を動かせるような文章があると良いですよね。
今日は、こちらの『人を動かす文章術』を読みました。
この本では、仕事やビジネスにおける人を動かす文章について書かれています。
仕事文として機能するための6つの要素
1 書き手の主人公は誰か(WHO)
2 読み手は誰か(WHOM)
3 何を語っているのか(WHAT)
4 どんな方法(特徴)か(HOW)
5 それはいつか(WHEN)
6 どんな文脈があるのか(CONETXT)
こういった6つの要素が、仕事の文章として機能するには必要ということです。
ただ、これら全部が必ずしも必要というわけではなく、テーマによって強弱や必要不要は変わってくるとのこと。
伝達文を書く
たとえば、電話の取次などの伝達文は以下の2つを主に書くということです。
3 何を語っているのか(WHAT)
4 どんな方法(特徴)か(HOW)
○○さんから電話がありました。折り返しお電話を。
こういった感じで、何とどんな方法を伝えれば、機能する、人を動かすことにつながるということです。
要素や強弱を変える
これが他のたぐいの文書になってくると、要素や強弱が変わってくるとのこと。
他には、日報、企画書、ビジネスブログ、メール文、お礼状などの文章の書き方が紹介されています。
仕事で機能する文章を書くために
単に情報共有ということではなく、人が行動することで成果をあげられるようにするための文章。
そういう文章が、仕事で機能する文章だとすると、そこには、書き方があるということです。
人を動かして成果をあげることが目標だとしたら、やはり一定の書き方や必要な要素があるということがわかります。
ある意味、仕事の文章もPDCAなのかもしれません。
構成や要素を考えて計画をして、その文章を書いて、その結果どうなったのかチェックして、うまくいかなかったら改善する。
文章もPDCAを回して改善する。
そうすると、仕事をうまく行かせられるようにする文章を書けるようになっていく。
仕事文として機能する文章を書けるように、文章が上達する。
そういうところがあると、この本を読みながら思いました。
仕事で機能する文章の書き方を知りたい方に、わかりやすい本です。
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