読まれるブログに大切なこと『読ませるブログ 心をつかむ文章術』
ブログをこれから始めたい。もしくは、最近始めた。
そんな人がまず思うのは、
「どうしたら文章をうまく書けるだろうか?」
ということではないでしょうか。
今日は、こちらの『読ませるブログ 心をつかむ文章術』を読みました。
いろいろなブログがありますし、写真や動画が流行ってきているとはいえ、ブログのコンテンツの中心は、やはり文章でしょう。
そうなると、文章術が気になります。
この本では、文章の「プロ」の樋口裕一氏が、ブログの文章術「読ませるブログ」について書かれています。
読ませるブログの文章には、どういうことが必要なのでしょうか?
読ませる文章に仕上げる三つの条件
・読み手が知らない情報が含まれている
・読み手にはない体験が含まれている
・誰もが知っている有名人が書いている
こういったことがあると、読ませる文章になるということです。
たしかに、私もこういったブログは読んでいるように思います。
ただ、この本でも書かれていますが、3番目の有名人が書いているは、普通の人では関係ないというか、芸能人やスポーツ選手など有名にならないとできません。
だから、上の2つが重要ということになります。
読み手が知らないことを書く
上の2つは、要するに、読み手が知らないことを書くということです。
知っていることには、あまり興味がないということもあるでしょう。
知らないと言っても、興味が無いということではなく、書き手独自の情報や体験ということです。
みんなが知っていることについての書き手独自の意見でも、それはありでしょう。
たとえば、プロスポーツ選手についてどうしてその人がすごいのかということの分析や、iPhoneのあまり知られていないテクニックなどもありなわけです。
いずれにしても、「読み手が知らないこと」・独自のことを書くというのは、大切ということになります。
読者を引きつける文章テクニック
イメージしやすいように映像的に書く
書き手が自分の体験したことを映像として思い浮かべ、それを文章化すること。
単に、映画に行った、◯◯した。と書くのではなく、それまでに見たことや経験したことなどを書く。
そうすると、読者が入り込みやすい文章になるということです。
書評ブログでは、なかなかむずかしいところはあるかもしれませんが、映像を思い浮かえべて書く、見たように書くというのは、読んでもらえる文章になりやすそうですね。
文章術の前に、何を書くか?
とは言え、ブログの場合は、文章で食べているプロでもない限り、いい文章かどうかはあまり大切ではないのかもしれません。
少なくとも、「名文」を期待している読者は、それほど多くはないでしょう。
しかし、その一方で、情報として役に立つとか、知らないことが書かれているといったことは、期待している読者は多いように思います。
「何を書くか?」
これが大切なのでしょう。
ブログのネタ。
ここが大きい。
そして、文章もさらにおもしろければ、もっと読まれるということになる。
こういうことを、この本を読んでとくに感じました。
ブログは、料理に似ている?
ブログは、料理に似ているのかもしれません。
素材があってこその、料理テクニック。
良いブログネタがあってこその、文章。
そう考えると、ブログを始めるときには、どんな読んでもらえそうなテーマやネタがあるのか。
こういうことを考えて、ネタを「仕入れられる」ようにすることが大切になる。
ブログというと、文章術が気になったりしますが、料理と同じように、ブログに何を書くのか。
読まれるブログにするには、ブログのネタ探しが、とても重要でしょう。
読まれるブログ
読みたくなるブログ。
そのために参考になる工夫が書かれています。
とくに、文章術、文章テクニックがわかりやすいです。
読まれるブログを書きたい。
そういう人が読んでみると、自分のブログを見直すのに参考になる本です。
こちらの記事と本もどうぞ