文章を構築する3つのプロセス『大人のための書く全技術』
書くこと。
苦手な人は多いのではないでしょうか。
こちらの『大人のための書く全技術』を読みました。
目次
第1章 社会人こそ「書く力」が必要な理由
第2章 書き方を変えると生き方が変わる!――「書く力」を鍛える基本練習
第3章 仕事の成否は文章力で決まる!――ビジネス文書の全技術
第4章 文章の達人になる――ワンランク上の書く技術
第5章 「読む・書く・話す」の達人になる――言葉を磨く最後の全技術
終 章 私の「書く力」を鍛えた四〇冊
優れたビジネス文書は、強固な人間関係を作っていく
ビジネス文書を書く力を身につける上でまず第一に重要なことは、「文章は人間関係をつくるものだ」ということを認識することです。
当然ながら、関係性を悪化させるような文章を避けるべきであることは、言うまでもありません。
文章は人間関係を作っていく。
これは、文章に限らず、コミュニケーションはそういうところがありますね。
そして、ビジネスにかぎらず、よい人間関係を作ったほうが良いですよね。
そういう文章、コミュニケーションをまずは心がけたいものです。
人の心を動かすために書く目的を突き詰めよう
最終の目的はどこにあるのかを明確にし、そこに到達するための中継点を定め、その一つひとつをクリアしていかなければならないのです。
文章を書く目的を考える。
そして、その目的に至るまでの、中継点も考える。
それから、一つひとつクリアしていくということです。
PDCAに似ていますね。
このブログで、文章を書いている目的は、ブログのタイトルにあるように、読書で本から学ぶことです。
学んで活かせれば、一番よいですが、その前に、まずは学ぶ。
学んだことを書く。
これが、一番の目的ですね。
文章を構築する3つのプロセス
文章を構築する3つのプロセスは、基本的には次の三つになります。
1 書きたいテーマ(もしくは気づき、主張)を見つける
2 テーマから三つのキーコンセプト「言いたいこと」をつくる
3 三つのキーコンセプトを結び付けて文章を構築する
文章を構築するのは、こういった3つのプロセスがあるということです。
書きたいテーマを見つけて、3のキーコンセプトをつくって、それらをつなげる。
このブログの記事も、3つのポイントを見つけて、それを書くようにしてみました。
3つが良いということです。
3つというのは、多すぎず、少なすぎないということのようですね。
たしかに、そういうところはあると思います。
ただ、もっと多くても良いこともあるでしょうし、2つで良いこともあるのではないかとも思います。
基本としては、3つを考えてみて、必要に応じて数は増減させてみると良いのではないでしょうか。
『大人のための書く全技術』
「全技術」シリーズ?の3冊目ですね。
読書の2つのやり方『大人のための読書の全技術』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
『大人のための会話の全技術』コミュニケーションは訓練しないと鍛えられない - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
書く読む話す。
この3つを鍛えることが必要だということです。
この『大人のための書く全技術』で、読むことが書くことを鍛えることにつながるということも書かれていました。
読めないと書けないというのはあるのでしょう。
そういう意味では、書く技術を鍛えるために、本などを読むというのは良いですよね。