『「勉強脳」をしつける勉強法。』習慣が成績を変える
勉強ができる人と、できない人の違い。
頭の違いというのもあると思います。
ただ、どうもそれだけではないようです。
こちらの、『「勉強脳」をしつける勉強法』を読みました。
生活習慣の違い
成績が頭打ちになってしまう子供がいる。
このような子供たちには、ある共通点があったのです。それは、生活習慣(挨拶をする、時間を守る、整理整頓する)の基本ができていないということでした。そこで、私は子どもたちの「体をしつける」(体をしつけるとはいわゆる躾(習慣)を変えること)ことをはじめました。生活習慣を立て直すということです。
生活習慣ができていないと、成績が伸びない。
そういうことがわかってきて、生活習慣を立て直すと、成績が伸びるそうです。
やはり、整理整頓ができないと、勉強も手につきにくいというか、集中できなかったりしますよね。
そうなると、成績が伸び悩む。
これは、ある意味当たり前なのかもしれません。
しかし、意外と勉強量でカバーしようとするところがありそうですよね。
この本の筆者も、塾の勉強量を増やしたそうですが、成績は伸びなかったそうです。
勉強よりも、その手前の毎日の生活がどうかが、勉強と関係しているということです。
習慣と勉強
こちらの 『習慣を変えると頭が良くなる』という本でも習慣の大切さが書かれていて、習慣で成績が上がるというのはわかりますね。
習慣を変えると頭が良くなる。 この本を読んでみると、なるほどなと思うところが多いです。 習慣で、頭の良さが変わってくるということがわかってきますね。
『東大生が教える7つの学習習慣 習慣を変えると頭が良くなる』 - 読書で本から学ぶブログ【書評・感想】
繰り返し行うことで、変わっていくわけですが、毎日どれだけ勉強するかということだと、やはり習慣の違いになっていく。
そういうことがわかります。
勉強を繰り返さない人、つまり勉強の習慣がない人と、ある人では変わっていきますよね。
そして、勉強の習慣の中身でも違っていくでしょう。
勉強の習慣で、成績が変わっていく。
こういうことを、実感できます。
3つのことを積極的にする
・考え方を積極的にする
・言葉を積極的にする
・行動を積極的にする
これらの3つを積極的にすると、心が変わってくるということです。
なかでも私が気になったのは、言葉ですね。
使っている言葉が違う
生徒を指導していて気になったことがあります。それは、成績の悪い生徒ほどマイナスの言葉を使っているということです。
たとえば、「自分は馬鹿だから」「私は記憶力が悪い」「勉強は嫌い!」「やりたくない」「うざい」「むかつく」等々です。
成績が悪いと、たしかにこんな言葉をつかってしまうかもしれません。
私も、記憶力が悪いので、「私は記憶力が悪い」と言ってしまいますね。
ただ最近は、記憶術を知って、その記憶術で記憶するようになって、少し記憶力がよくなったように思います。
記憶術を知りたい方は、こちらの記事や本などを読んでみてください。
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私はこれで少し記憶力が改善してきたので、あまり記憶力が悪いとは、言わなくなってきました。
自信をつけたというか、結果が変わって、言葉が変わってきたのだと思います。
マイナスな言葉を使うのは、実際にそういうところがあるからというのもあるでしょうけれど、それを変えたいなら、何か方法を考えたり調べたりして、変えたほうがいいですね。
変えたくないなら、変えなくても良いと思いますが。
結果が変われば、そういうことも言わなくなっていくので、少しずつでも変えてみると良いのだなと思います。
習慣が成績を変える
習慣が成績を変えるのだということがわかる本でした。
いつもやっていることが結果につながる。
言われてみれば当たり前のことですよね。
だとしたら、成績が良い人や、習慣を真似てみるというのはありですね。
勉強の習慣を見なおしてみようと思っています。