一つ一つ終わらせているか?『終わらす技術』
2014年もそろそろ終わりです。
ということで、今日は、こちらの『終わらす技術』を読みました。
今年1年をどうやって終わらせるか。
そんなことを考えたいと思って読んでみました。
目的を見極めないと意味がない
「これからやることの目的は何か」ということを、きちんと把握していないで動き始めると迷走します。
目標、目的、大切と言います。
しかし、目標は考えるけれども、目的までは考えていなかったりするかもしれません。
年収を100万円増やしたい、売上を1000万円増やしたい。これが目標でしょう。
何のために増やしたいのか。
年収や売上が増えて、何を実現したいのか。
ここがはっきりしていないと、動き始めてから迷走するということです。
職業は目的ではない
医者になりたい。弁護士になりたい。デザイナーになりたい。
かっこよくて聞こえのいい職業につくことを目的にしている人が、あなたの周りにもいるのではないでしょうか。しかし、職業は目的ではなく手段です。その手段の先にあるものこそ目的なのです。医者であれば「亡くなった父親と同じ腎臓病の患者を一人でも多く救いたい」というようなことです。
なりたい職業。そういうことを考えることはあるでしょう。
その職業に就いて、何をするか。何を実現するか。
それが目的であって、職業は手段ということです。職業に就くことを最終目的地にしてしまうと、そこから先が考えられなくなってしまって、燃え尽きてしまうということもあるかもしれません。
目的地を考えているか
ちょうど、2014年も終わるので、この本を読んでみました。
どうやって終わらせるか。
思ったのは、2015年の終わらせ方を考えておこうということです。
2014年、つまり今年の終わらせ方は考えていませんでした。
今考えても良いのかもしれませんし、実際、私は考えています。
ただ、それでは、2014年をどうするかをあまり考えてこなかったと言えるのかもしれません。
2015年の年末の終わらせ方を考えよう。目的地を考えよう。
この本を読んで思ったことです。
2015年の終わらせ方を考えたい方が読むと、考えるきっかけになる本だと思います。
2015年が始まる前に、このタイミングで読んで良かった、そんな本でした。