読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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人の心を文章で操るには?『心を操る文章術』

文章で人の心を動かしたい。

そんなことを考えている人もいるかもしれません。

こちらの『心を操る文章術』を読みました。

 

心を操る文章術 (新潮新書)

心を操る文章術 (新潮新書)

 

目次
第1章 文章で笑わせる(人はどんな時に笑うか
パロディーという笑わせかた ほか)
第2章 文章で泣かせる(泣くのは楽しいのか
泣ける文章にも品の良し悪しがある ほか)
第3章 文章で怖がらせる(なぜ怖がりたいのか
恐怖は生理的なものである ほか)
第4章 文章で怒らせる(なぜ怒らせなければならないのか
プロレタリア文学も新聞の社説も ほか)
第5章 文章で和ませる(いい気持ちの文章は人を和ませる
人間へのほっこりとした愛 ほか)

 

笑わせる、泣かせる、怖がらせる、怒らせる、和ませる、といった感情を起こさせるための文章術が書かれています。

 

笑わせる文章術は心のゆとりから

笑わせる文章を書く時の、根本的な心構えはどうあればいいのだろう。言いかえれば、笑わせる文章を書くコツは何なのか。

それは、書いている人の心にゆとりがあることではないか、と私は思っている。

心にゆとりや余裕がないと、楽しいことは考えられないでしょう。

楽しいことが考えられないと、楽しい文章を書けるわけがないですよね。

そう考えると、やはり心のゆとりがあることが、笑わせる文章を書くには必要ということになりそうです。

やはり楽しいことを考えないと、笑わせる文章は描きにくいのではないでしょうか。

そうなると、やはり心のゆとりがポイントになりそうですね。

 

文章で和ませる

和ませる文章というものがあるではないかと思いついたのだ。読んでいて、ふと心が和み、いい気分になる文章のことだ。

書いている人の心に余裕があって、軽くユーモア精神もあったりすると、読んでいていい気分になる文章ができる。そういうもののことである。

和み系の文章というのでしょうか。

読んでいると、ホッとするというか、和むという文章はありますよね。

そういう文章を書くにはということですが、ここでも、心がポイントになるようです。

この本では、技術的なことも書かれています。

ただ、その前に、やはり気持ちや心が文章に現れるというのはあるでしょう。

だから、心がどういう状態であるかも、文章を書くには大切ですね。

 

人の心を文章で操るなら

ここまで書いてきて、そしてこの本を読んで思うのですが、人の心を文章で操りたいなら、自分が同じような気持ちになっているというのが大切なのかもしれません。

怒りながら、和ませる文章を書くのは難しかったりしますよね。

その逆もまたですし。

そうなると、人の心を動かす前に、自分の心を相手の心を変えたいように変わっていると、そういう文章を書く準備ができていると言えるのかもしれません。

 笑わせたいなら、自分が楽しい気持ちでいるというように。

 

 文章で心を動かす

文章は、書くだけでも、ある意味難しかったりしますね。

そこを、人の心が動くようにするとしたら、さらに難しいでしょう。

その前に、自分の心を、相手を動かしたい心の状態にしておくと、意外とただ書くよりは良いのかもしれませんね。

 

『心を操る文章術』 

心を操る文章術 (新潮新書)

心を操る文章術 (新潮新書)

 

 

心を文章で動かす。

そんな方法や考え方が書かれていました。

このまま使うかどうかはあると思いますが、参考にしてみて、自分の文章を改善するのに役立たせるといいですよね。

私もちょっとどうにか役立たせたいと思っています。

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