書評ブログの「おもしろさ」を決めるもの
先週、ブログを書いていて、とくに思ったことがあります。
それは、書評ブログのおもしろさを決めるのは、おもしろい本を読めるかどうかということだろう、ということです。
おもしろいと感じられた本を紹介するとき
おもしろさとは何かはその人それぞれでしょうけれど、おもしろいと感じられた本を紹介するときは、とても気持ちが乗って書いていくことができます。
だから、おもしろいと思えた本を読めるかどうか、ここが大切だと思いました。
残念ながら、だからといって、書き手がおもしろいと思う記事や本が、必ずしもアクセスに比例するわけではないのですが。
「これはいい本だ」と思いながら書くのと、いいところもあるけれどそうでもないところもあると思いながら、紹介したり書いたりするのとでは違ってきます。
気持ちが違うと、文章も変わってきてしまうのでしょう。
おもしろいと思えないものを紹介しても、なかなかおもしろいブログ記事にはできないと思います。
少なくとも私はそうです。
おもしろい本を見つけることが大切
そう考えると、おもしろい本を見つけることが大切ということになっていくのですが、これは、もう量を読むしかないのかもしれません。
しかし、ブログを書くためにおもしろい本を読むというのは、ちょっと違うような気もします。
どちらかと言えば、私の場合は、本からもっと学べるようになりたいから、ブログを書いてみようと思ったところがあるからです。
ブログを書いてみたいという気持ちもありましたが。
文章のうまさや視点の鋭さなど、もちろん他の要素もあるでしょう。
ただ、その前に、書きたい気持ちにならないと、むずかしいところがあります。
書評ブログの場合は、これはいい本だなとか、おもしろい本だったというのが、大きい気がします。
そして、これは、本を紹介するからということなのですが、きっと他のレビュー系のブログも似たようなところがあるのではないかと思います。
映画や音楽は本と似ているのでもちろんですが、料理やレストラン、家電のレビューなども、きっとそういうところがあるのではないでしょうか。
どれだけ「目利き」であるかどうか
だとすると、どれだけ「目利き」であるかどうか、ということが、大きいのかもしれません。そんなことを、今週のブログを書きながら思いました。今週は、おもしろいと思える本が多かったから、そう思ったのだと思います。
逆に言うと、そういう本がないことには、楽しく書くことがむずかしいというのがあるのですが。