目標を達成する3つの力とは?スタンフォードの自分を変える教室
今日は、こちらの本を読み返すなどしていました。
- 作者: ケリー・マクゴニガル,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2012/10/20
- メディア: 単行本
- 購入: 26人 クリック: 299回
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かなり売れた本のようですから、このブログを読んでくれている人の中にも、読んだことがある人も多いのかもしれません。
「意志力」がテーマの本です。
目次
■第1章 やる力、やらない力、望む力 : 潜在能力を引き出す3つの力
■第2章 意志力の本能 : あなたの体はチーズケーキを拒むようにできている
■第3章 疲れていると抵抗できない : 自制心が筋肉に似ている理由
■第4章 罪のライセンス : よいことをすれば悪いことをしたくなる
■第5章 脳が大きなウソをつく : 欲求を幸せと勘ちがいする理由
■第6章 どうにでもなれ : 気分の落ち込みが挫折につながる
■第7章 将来を売りとばす : 手軽な快楽の経済学
■第8章 感染した! : 意志力はうつる
■第9章 この章は読まないで : 「やらない力」の限界
■第10章 おわりに : 自分自身をじっと見つめる
こんな10章からなっていて、1章から一つずつ実行していって欲しいと、著者が書かれています。早く読んで終わりというものではなく、実践する本ということだと思います。
最近、図解も出ましたね。図解のほうがわかりやすいと思います。が、上記の本を簡単に紹介します。
意志力とは?
意志力とはつまり、この「やる力」「やらない力」「望む力」という3つの力を駆使して目標を達成する(そしてトラブルを回避する)力のことです。
3つの力を駆使して、目標を達成する力を意志力と言うとのことです。
やる力
面倒だなと思いながらも、自分のやるべきことをやる力です。
面倒だなと思いながらも、会社に行ったり、仕事をしたり、ブログを書いたり?する力のことということですね。
やらない力
これは、誘惑に打ち勝つ力のことですね。
たいていの人にとって、意志力が試される典型的なケースは、誘惑に打ち勝つことでしょう。たとえばドーナツやタバコやクリアランスセール、あるいは一夜かぎりの恋など、あなたを誘惑するものはさまざまです。
甘いモノや食欲に打ち勝つ。朝、もうあと5分寝たいという睡眠などに打ち勝つ。
そういう力のことということです。
この2つの力だけで良いように思うのですが、もう一つあります。
望む力
ノーと言うべきときにノーと言い、イエスと言うべきときにイエスと言うためには、もうひとつの力、すなわち、自分がほんとうに望んでいることを思い出す力が必要なのです。
ほんとうに望んでいることを思い出す力、これが望む力ということです。何がほんとうに欲しいのかがわからなければ、何をやるかやらないかもよくわからなくなってしまう。
そういうことだと思います。
3つの力をどうするか?
これらの3つの力をうまく使えるようになることで、意志力が高まって、目標達成力が高まるということですね。
1つだけだとやはりむずかしいでしょうし、2つでも足りないのでしょうね。3つを揃える。これが必要になってくるのだろうと思います。
ただ、3つ揃えるのは、なかなかむずかしいような気がします。
だからこそ、目標を達成するのはむずかしいというか、意志が強い、意志の力があるとはなかなか思えないところがあるのでしょうね。
日々の生活で意識する
まずは、日々の生活で、3つの力を意識することからなのではないか、と思いました。
だから、1章の中から1つを実行していくことが大切と、本書でも書かれているのでしょう。
ということで、ちょっとこれからしばらく1日の中で、3つの力を意識する時間を作りたいなと思います。
どうやっていくかは、考え中ですが。
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- 作者: ケリー・マクゴニガル,神崎朗子
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