わかる力を養う6つの方法『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』
今日は、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』を読みました。
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問題解決の4つのステップ『ビジネスマンのための「解決力」養成講座』 - 読書で本から学ぶブログ
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こちらの『ビジネスマンのための「解決力」養成講座』がおもしろかったので、『ビジネスマンのための「発見力」養成講座』も読んでみました。
見えないとわからない
人は何万回見ても、見えないものは見えない。
発見力も発想力も、基本は同じ。他の人に見えていないものを見る力です。
より正確に言うと、「見える力」です。
その「見える力」がなければ、発見しようにも、発想しようにも、そもそも、ものは目に入りません。見えていても見えない。ものが見えるようになるということが、発見力を身につけるということなのです。
見ていても見えない。
そういうことはありますよね。女性が髪を切っても、その変化に男性は気がつかないとか。
気がつかなければ、わからないので、反応のしようがありません。
見える力を養う方法
1 他の人より少しよけいに勉強する
2 新聞を読む
3 ふつうのものをたくさん見る
4 問題解決を極める
5 関心の幅を広げる・奥行きを深める
6 思想を持つ
こういった6つのことを行うと、見える力を養いやすいということです。
そして、見えればわかるに近づきやすいです。
それぞれ詳しいことは、この本を読んでみてください。
一つ紹介します。
ふつうのものをたくさん見る
ふつうのものをたくさん見て、比較する。こういうことが大切ということです。
リッツカールトンは、空調の音がしない、他のホテルはする。
こういうことに、この本の著者の小山氏は、リッツカールトンとは別のホテルに泊まって気がついたそうです。
特別なことに気がつくには、ふつうのものたくさん知っていることが大切ということです。
比較するとわかりやすい
コンビニもセブン-イレブンとローソン、ファミリーマートは微妙に違います。
コンビニとスーパーマーケット、百貨店は違います。
そこにどんな違いがあるかを、比較すると見つけやすいです。
コンビニのコーヒーも、系列によって違いますし、スタバと比べると違っていたりします。
比較するというのは、何かを発見する一つの方法でしょう。
見えないこと、わからないことで差がつく
見えないからわからない。わからないとできない。
こういうことで差がついていく。
こんなことが、この本を読むとわかります。
例えば、上の6つの方法の中で興味深かったのは、新聞の読み方です。
新聞なんて読まないという人もいるのかもしれませんが、読み方で見えることが変わってくるというのがわかります。
詳しくは読んでもらうとして、本も同じかもしないと思いました。
読み方で、理解の度合いが変わってくる。
そういうこともある。
やはり本も新聞も自分で工夫して読むというのが大切だと、あらためて思いました。
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