良い質問が良い答えにつながる『イシューからはじめよ』
ここ最近、問題解決についてなんとなく考えています。だから、問題解決関連の本を読むなどしています。
問題解決の4つのステップから問題解決を考える『世界一やさしい問題解決の授業』 - 読書で本から学ぶブログ
今日は、こちらの本を、読み返すなどしました。
いきなり「問題」を解こうとしない
この本が他の問題解決の本と違うところがあるとすると、いきなり「問題」を解こうとしない、というところではないかと思います。
解決する必要がある「問題」なのか。それは解くことができるのか。
といったことを、まず考えることの必要性が指摘されています。
イシューを見極めることがまず必要だということです。
イシューを見極める
解く価値のある問題なのか?
「犬の道」に入らないためには、正しくイシューを見極めることが大切だ。いろいろな検討をはじめるのではなく、いきなり「イシュー(の見極め)からはじめる」ことが極意だ。
「犬の道」とは、価値があまりない仕事、問題のことです。そのような問題を解いたとしても、あまりいい仕事にはならない。時間は有限だから、価値のある「問題」に時間を使うことが大切ということです。
よいイシューの3条件
1 本質的な選択肢である
2 深い仮説がある
3 答えを出せる
では、よい問題、課題、イシューとは何か?というと、上の3つを満たすものということです。
要は、それを解決することで、生産性が飛躍的に上がるであろうと思われる、仮説を立てられるような問い、問題が、よいイシューと言えるということです。
さらに、ここから
では、どうすると、そんなイシューを見極められるのか?
そして、どうやって解決していくのか?
といったことが、この本では書かれています。
このあたりを知りたい人は、本を読んでみてください。
良い質問が良い答えにつながる
良い質問が良い答えにつながる、などと言われます。
課題設定が下手だと、いい答え、意味のある答えが出てこない。そういうことだと思います。
ここまでの話は、こういうことを言っているのでしょう。
私が今考えていることも
で、私が今考えていることも、問題の解き方ということもあるのですが、このイシューはいいイシューなのか、ちょっとよくわからないというところがあります。
価値のあることを行うための、課題設定というか、このあたりが私はよくわかっていないのだろうと思います。
この本を読み返して、そんなことがわかりました。
もう少し、イシューの見極めについて考えたい。そう思ったのが、この本を読み返しての収穫でした。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
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