問題解決の4つのステップから問題解決を考える『世界一やさしい問題解決の授業』
問題解決。
このところ気になっていることなので、ちょっとしばらくこのテーマでいろいろと本を読んでみようかと思っています。
ということで、まずはこちらの本から読んでみました。
世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく
- 作者: 渡辺健介,matsu(マツモト ナオコ)
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2007/06/29
- メディア: 単行本
- 購入: 92人 クリック: 1,213回
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少し古い本ですが、当時よく売れていた本のような気がします。ただ、なんとなく読んでいない本の一つだったりするので、あらためて手に取って読んでみました。
そもそも問題解決って?
問題解決とは、ひらたくいえば、「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ち手まで考え抜き」「実行する」ことです。
ということです。
4つのステップになっていることがわかります。
1.現状の理解
2.原因の特定
3.打ち手の決定
4.実行
こう言われると、問題解決とは何か?が、わかりやすいですね。
現状の理解、原因の特定、打ち手の決定
この本では、このうちのとくに上3つについて書かれています。
とくに上2つを中心に書かれています。内容や詳細については読んでみてください。
目標達成についても書かれています
また、なぜか目標達成についても書かれています。
問題解決と目標達成が似ているからでしょうか。
目標達成も、目標達成ができていないことが問題と考えれば、問題解決になるでしょうし、問題解決も、問題を解決することを目標と考えれば、目標達成になるところがあるからでしょうか。
打ち手を見つけられるか?実行できるか?
4つのステップどれも大切だと思います。とくに、下の2つが大切なように思いました。
打ち手を見つけられるか?
まずは、ここがむずかしいのではないでしょうか。解決策を見つけられないと、次の実行にもなかなか移ることができない。
しかも、見つけたと思っていた解決策が実行してみたら、違っていた。または、実行できなかった。そういったこともあると思います。
ここは、行ったり来たりするところで、いわゆる試行錯誤ということになるのだろうと思います。
また、実行もなかなかむずかしい話な気もします。解決策なり方法を考えたけれども、行動できないということは、やはりあると思うので。
たしかにわかりやすい
たしかにわかりやすい本でした。
世界一やさしいかどうかはわかりませんが、読みやすいですし、理解しにくいということはありませんでした。
まずは、この4つのステップをもとに、問題解決を考えてみるというのは有用な気がします。
というのは、「問題解決とは?」ということがわたしはよくわかっていなかったのですが、そういう自分の現状を理解した、4つのステップの1をできたので、次に必要そうなことが見えてきた(問題解決のきっかけになりそう)ので、そう思いました。
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