読書で本から学ぶブログ【書評・感想】

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問題解決の4つのステップから問題解決を考える『世界一やさしい問題解決の授業』

問題解決。

このところ気になっていることなので、ちょっとしばらくこのテーマでいろいろと本を読んでみようかと思っています。

ということで、まずはこちらの本から読んでみました。

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

世界一やさしい問題解決の授業―自分で考え、行動する力が身につく

 

少し古い本ですが、当時よく売れていた本のような気がします。ただ、なんとなく読んでいない本の一つだったりするので、あらためて手に取って読んでみました。

 

そもそも問題解決って?

問題解決とは、ひらたくいえば、「現状を正確に理解し」「問題の原因を見極め」「効果的な打ち手まで考え抜き」「実行する」ことです。

ということです。

4つのステップになっていることがわかります。

1.現状の理解

2.原因の特定

3.打ち手の決定

4.実行

こう言われると、問題解決とは何か?が、わかりやすいですね。

 

現状の理解、原因の特定、打ち手の決定

この本では、このうちのとくに上3つについて書かれています。

とくに上2つを中心に書かれています。内容や詳細については読んでみてください。

 

目標達成についても書かれています

また、なぜか目標達成についても書かれています。

問題解決と目標達成が似ているからでしょうか。

目標達成も、目標達成ができていないことが問題と考えれば、問題解決になるでしょうし、問題解決も、問題を解決することを目標と考えれば、目標達成になるところがあるからでしょうか。

 

打ち手を見つけられるか?実行できるか?

4つのステップどれも大切だと思います。とくに、下の2つが大切なように思いました。

打ち手を見つけられるか?

まずは、ここがむずかしいのではないでしょうか。解決策を見つけられないと、次の実行にもなかなか移ることができない。

しかも、見つけたと思っていた解決策が実行してみたら、違っていた。または、実行できなかった。そういったこともあると思います。

ここは、行ったり来たりするところで、いわゆる試行錯誤ということになるのだろうと思います。

また、実行もなかなかむずかしい話な気もします。解決策なり方法を考えたけれども、行動できないということは、やはりあると思うので。

 

たしかにわかりやすい

たしかにわかりやすい本でした。

世界一やさしいかどうかはわかりませんが、読みやすいですし、理解しにくいということはありませんでした。

まずは、この4つのステップをもとに、問題解決を考えてみるというのは有用な気がします。

というのは、「問題解決とは?」ということがわたしはよくわかっていなかったのですが、そういう自分の現状を理解した、4つのステップの1をできたので、次に必要そうなことが見えてきた(問題解決のきっかけになりそう)ので、そう思いました。

 

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