人に理解されるには?理解してから理解される『7つの習慣』
Kindle化記念ということなどから、『7つの習慣』の中から、私が気になる習慣を紹介しています。
昨日は、第3の習慣「重要事項を優先する」を紹介しました。
重要なことを優先するには?『7つの習慣』 - 読書で本から学ぶブログ
今日は、第5の習慣の「理解してから理解される」を紹介します。
理解してから理解される
人は、相手を理解してから、相手に理解されるようになる。
こういうことを、この第5の習慣「理解してから理解される」では言われています。
なぜ、相手を理解すると、相手に理解されるのか?
これは、逆を考えるとわかりやすいです。
自分のことを理解しようとしない人のことは、理解しようとは思わないのではないでしょうか。勝手に決めつけてくる、いきなり批判する、否定する。そういう人の話を聞こうと思う人は、まれでしょう。
自分の話を聞いてくれる人、理解しようとしてくれる人、そういう人の話は聞きたい、理解したいと思うのが、多くの人の心情だということです。
だから、理解してから理解される、ということです。
では、理解するにはどうしたら良いのでしょうか?
感情移入をして相手の話を聴くこと。これが大切ということです。
相手の感情を理解しようとすること。
こうやって相手の話を聴く。
そうすると、相手を理解しやすい、相手にわかってもらえていると思われやすい、ということです。
たしかに、感情を無視されるのは嫌でしょうから、感じていることと考えていることを聴くと良いのでしょうね。
読み返してみて
改めて、感情を理解するように、話を聴こうと思いました。
人と話していると、自分が話したいという気持ちになりがちです。しかも、こちらの解釈で相手の話を聞いてしまうこともあります。
そうではなくて、相手が何を考えて、感じているかを聴く。わからなければ、尋ねる。
こういう姿勢でいると良いのだろうと思います。
そういう人と話すと話しやすいですから。
そう言えば、似たような話が、『人を動かす』にも書かれていたような気がします。
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やはり、人の話を聴くというのは、相手を理解することにもつながるばかりではなく、相手が自分の話を聴いてくれるようになる、前提条件みたいなものなのかもしれません。
気持ち良くお互いが話せるように、理解し合えるように、まずは相手の話を感情を理解するように聴きたいですね。