目的がわからなければ、方法はわからない『WHYから始めよ!』
このところ、自分の目標や目的について考えています。
ということで、今日は、こちらの『WHYから始めよ!』を読みました。
- 作者: サイモン・シネック,栗木さつき
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/01/25
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 31回
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個人的な感想というか、今読んで良かったです。
私が今何を迷っているのか、わかったような気がします。
WHYがわからなければ、HOWなどわかりっこない
なぜそのことを行なうのか?これがWHYです。理由や目的。そういうものです。
理由や目的がわらないと、どうやって・HOWがわかることはない。方法はわからない。
なぜなら、目的によって方法が良いか悪いかわかるからです。
怠けたいという人には、努力はムダなことでしょう。
成功したいという人には、努力は一つの有効な手段となるでしょう。
目的・WHYがわからなければ、HOWや方法の良し悪しはわからないということです。
人々はWHYを買う
人々は、あなたのWHATを買うわけではない。あなたがそれをしているWHYを買う。
この言葉は、いきなり言われてもよくわからないと思います。
人は、モノやサービスを買っているわけですから。
しかし、その背景にある理由、WHYや理念を買っているということです。
同じようなことをできるとしても、なぜその商品を買うと良いのか、そういう理由や理念があるほうが買いたくなる。
そういうことです。
本物であること
本物であることは、成功の必須条件ではない。だが、永続する成功を望むなら必須である。ここでもまた、もとをたどればWHYにたどりつく。自分が心から信じていることを言い、行動に移す。それがオーセンティシティだ。だが、自分のWHYがわかっていなければ、志や理念を言動であらわすことなどできない。自分のWHYと言動が矛盾せず、終始一貫していなければ、本物にはなれない。WHY抜きで本物になろうとするのは無駄な努力だ。そんな真似をしても、結局、ニセモノで終わるのだから。
ビジネスで、ニセモノというか、心がこもっていないものを買い続けるということはないでしょう。
そう考えると、永続する成功には、本物であることが必要ということになります。
そして、WHYがなければ言動が矛盾してしまうから、本物にはなれない。
だから、WHYが必要ということです。
WHY、HOW、WHAT
この本で、ゴールデン・サークルという名前で、「WHY、HOW、WHAT」ということが書かれています。
なぜ、どのように、何を。この順番で考える。
Whyがないと、HowもWhatもぶれていくということがわかります。
そして、WhyとWhatが一致していないと、信用も得られない。
このところ迷っていること
目標がない、目的がない。私は、最近こういうところで迷っていました。
わかりやすく言ってしまえば、やりたいことがない。
そういうときは、いろいろとやってみるのが良いのだろうとは思います。
そのなかで、何を見つけると良いのか。
「方法」や「何」を見つけることもですが、Why、なぜそれをやるのか、やりたいのか。
これを見つけたい。見つけると良いのだなとわかりました。
目的なんてなくても良い。目標なんてなくても良い。
そういう考え方ももちろんありますし、それで良いと思う人は、それで良いと思っています。誰かに押しつけるつもりもありませんし、押しつけられるものでもないでしょう。
ただ、私は、そういうものを見つけてみたいと考えています。
見つけてみて、その上で、目的はなくて良いと言えるのか。
それを知りたいということもありますし、どういう変化があるのかを知りたいと考えています。
いろいろと考えながら、行動しつつ、WhyやHow、Whatを見つけたい。
そういうことがわかった本でした。
- 作者: サイモン・シネック,栗木さつき
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/01/25
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