図で考えて問題解決する『図解思考50のルール』
頭の整理をしたいときにどうすると良いでしょうか?
書き出すというのは一つの方法だと思います。とくに、図解で書くことができれば、わかりやすいです。
ということで、今日は、『図解思考50のルール』を読みました。
本のタイトルにあるように、この本では、図が50個紹介されています。
そして、どのように使うことができるかの説明がされています。
有名な図もあれば、あまり知られていないだろう図もあります。気になったものをいくつか紹介します。
プロセス・ボックス
仕事のプロセスをダイアグラムに書いて、それらをつなげていく、という図です。
情報収集 → 質問 → 統合
こんな感じのプロセスを矢印でつなげていくという書き方です。
流れを説明するときに使うと良いということで、時間の経過を伝えるのに良さそうです。
注意点としては、プロセスにもれがないかと、つながっているかということでしょう。
仕事の手順やプロセスを説明する際に使いたい図です。
チームリーダーの役割サークル
円を書いて、その中を十字で4分割する。それぞれに、役割を書いておくという図です。
この本では、チームリーダーに必要な4つの役割が紹介されています。
1.指示する、2.教える、3.サポートする、4.動機づける
これは、4分割になっていますが、円を分割してその一つにずつに書くというのは、円グラフなどであります。
円を何分割化してその中に項目を入れるという図です。
あまりに分割し過ぎると見えにくくなってしまいますが、4つにこだわることはないように思いました。円で表現したいときには、こういう図で書くというのもありです。
流れ、量、関係などを図で表す
どういう図で考えるか、どういう図を書くか。
何を表現したいかを決めてから書いてみると、わかりやすい図になりそうだと思いました。
表現したいことを決めたあとに、この本で紹介されている図を目次などから選んでみて、書いてみる。
そうすると、自分にも他人にも、見たらわかる、見たら伝わる図を描けるのではないでしょうか。
たぶんなのですが、図で表現するのがうまい人というのがいると思いますが、そういう人は、たくさんの図解を知っている、表現したいことに合う図を描けるということだと思います。
そこに近づくために、こういった本を使ってみると良さそうです。
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