「ノー」を「イエス」に変える7つの切り口『伝え方が9割』
昨日は、こんな本を再読しました。
去年売れた本なので、すでに読まれている方は読んでいる本だと思います。ただ、再読したくなったので、再読してみました。
「ノー」を「イエス」に変える7つの切り口
1.相手の好きなこと
2.嫌いなこと回避
3.選択の自由
4.認められたい欲
5.あなた限定
6.チームワーク化
7.感謝
こういった7つの切り口で「ノー」と断られることを少なくして、「イエス」に変えられるようにするということです。
それぞれを知りたい方は、この本を読んでみてください。わたしが気になったところを書いてみます。
1.相手の好きなこと
相手の好きなことに合わせる。
例えば、デートに誘うのであれば、相手が好きなことに誘ってみる。相手が、パスタが好きなら、パスタのおいしいお店に誘うとか。
これは、そうですよね。相手が好きなこと、欲しいことを伝えないと、ノーと言われてしまいますよね。逆に考えると、嫌われたければ、相手が嫌いなこと、やって欲しくないことをやると良いわけです。
言われてみれば当たり前ですが、意外とやっていないことではないでしょうか。
5.あなた限定
あなただけを特別扱いする。
あなただから、丁寧に対応する、他の人には、そういうことはしない。特別扱いされるとうれしいですよね。やはり。
例えば、「他の人は来なくてもあなただけには来て欲しい。」と伝えると、行こうかなと思ったりしてしまうかもしれません。
6.チームワーク化
「一緒にやろう」と言われると、断りにくいですよね。
子どもに「勉強しなさい」というのではなく、「一緒に勉強しよう」と言えば、断りにくいのではという例が紹介されていました。
自分と同じということに、人間は惹かれるというか、違うものを拒否しがちですよね。同じ「チーム」だと考えてもらえるように伝える。こういうことができると、イエスと言ってもらいやすいと思いました。
7.感謝
感謝を伝える。
「いつも助けてくれてありがとう。」と言われて、何かお願いされたら、ノーとは言いにくいですね。
「いつも読んでくれてありがとうございます。はてなブックマークしてもらえるとうれしいです。」
なんて書いてみると、はてなブックマークがたくさんついたりしますかね(笑)。
でも、ほんとうに感謝しているということが伝われば、ノーと言うにしても、別の案などを提案できるかもしれません。
相手の心理とメリットを考えて伝える
まとめてみると、相手の心理とメリットを考えて伝えるということなのだと思いました。
そして、自分のメリットも考えつつ。
こう考えると、よく言われるように、Win-Winを考えて伝えるということなのだろうと思います。
ここまで書くと思うのですが、ブログも同じですし、はてブのコメントも同じですよね、きっと。人を動かすということとは関係ないかもしれませんが、関係を作っていくつもりであれば、こういうことを考えて伝えるというのが大切ですね。
より良い関係をつくるコミュニケーションをしたい方が読んでみると良いのではないかと。
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