世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?実践編【感想】
今日はこちらの『世界のエリートはなぜ、この基本を大事にするのか?実践編』を読みました。
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世界のエリートはなぜ、「この基本」を大事にするのか?【実践編】
- 作者: 戸塚隆将
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2014/08/07
- メディア: 単行本
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実践編ということで、こちらの本の続編という感じです。 そこまで実践的ということではないですが、基本の大切さなどがわかります。
基本を実践する3つの要素
1 自分はやればできる、という「自信」
2 自分が率先して貢献しよう、という「責任感」
3 自らが設定した「高い目標」に向かう信念
基本を実践するための内面のドライバー、自分を駆動させるものは、この3つということです。
この本では、これらをどうやって鍛えていくかといったことも書かれています。
これらは、自信→責任感→信念→自信→・・・と循環していくということです。
自信が深まれば
「自信」が深まれば、「責任感」が強まり、「目標」が高くなる
こういう流れがあるということです。
自分はやればできるという自信があると、こういう循環が始まっていくということです。
自信はどこから来るのだろうか?
自信がある、自信がない。
こんなふうに言ったりします。
自信はどこから来るものなのでしょうか。
一般的には、過去の経験から来るものではないでしょうか。
これまでうまく行っている人は、これからもうまくいくと思うでしょうし、逆に、これまでうまくいかない人は、これからもうまくいかないと思いやすい。
そういうもののような気がします。
小さな実績をつくる
だから、自信をつけるには、成功体験が大切と言われるのでしょう。
小さくても良いので、うまくいった実績をつくる。
そこを始まりにして、自信を深めて、次もうまくいくようにと行動していく。
こういうことなのだと、この本を読みながら、考えるなどしました。
アウトプットを前提に「読んだら3倍考える」
「読んだら3倍考える」とは、本を読んだ時間の3倍の時間をかけて考えるということです。
自分ならどうするかを、考える。
そういう時間を持つことが大切ということです。
例えば、この本などにどういう項目を付け加えるか減らすかなどするかといったことを考えるということです。
基本を実践する
この本は、基本を実践するとは、どういうことか、ということが書かれています。
ある意味、初歩的なことです。
だから、頭としてはわかっていたり、知っていることも多いように思います。
しかし、やっているか、できているかというとどうでしょう。
そういう視点で読んでみると、もっとこういうことをしようと思えることもあると思いました。
この本の「エリート」とは?
「エリート」とは、恵まれた環境に生まれ育ち、多くを「与えられた」特権階級という意味ではなく、努力によって、成果を生み、結果選ばれし存在となった人たち。私は、そうとらえています。
努力して成果を上げた人。
これが、この本で言うエリートということです。
そんな人が、大事にする基本とはどういうことなのか。
そして、そこから、自分はどうするのか。
そんなことを考えて、実践すると良い本なのだと思いました。